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あっという間に新年度になりました

はじめに
やまとわでは、私たちがどんな想いを持ち、どんな未来を見つめ、どんな事業を展開しているのかをまとめた「コンセプトブック」を、2024年春(2024年夏ごろになりそうです!)を目指してつくっています。
その制作過程を、知られるのはちょっと恥ずかしいような裏側(じつはプロジェクト発足は2022年の年末だった(!)とかね…)も含めて、ここに記録していきます。七転び八起きなコンセプトブックづくりジャーニーを、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。


寒さもやわらぎ、芽吹きの季節がやってきて

お久しぶりになってしまいました。
最近はすっかり春めいてきて、花粉症持ちのスタッフたちは鼻をむずむずさせています。昨年は4月にも雪が振りましたが、もうそろそろ冬タイヤから夏タイヤに履き替えてもいい頃でしょうか。

新年度を迎え、新しい暮らしをスタートさせた方たちもたくさんいらっしゃると思いますが(最近近所で沖縄ナンバーの車を見かけました)、またしばし私たちの遠回りジャーニーにお付き合いくださいませ。

春の気配があちらこちらで

冬の間に何をしていたかというと…

noteの更新が滞っておりましたが、2月〜3月はこんなことを進めていました。
●写真の選定
今年の10月で8周年を迎えるやまとわ。家具をつくる様子や森の中、日常の風景を撮りためた写真がたくさんあります。文字からだけじゃなく、私たちの普段の空気感が伝わるようなものにしたくて、各々がいいなと思う写真を厳選して持ち寄りました。だけどあれもこれも載せたくて、選別がかなり大変!

●やまとわ出来事アンケート
やまとわの年表をつくるために、スタッフにも声をかけて、印象深い出来事を模造紙に書いてもらいました。しばらく壁に張り出していましたが、初めて知るエピソードやちょっと笑ってしまうような話もあって、学級新聞みたいでおもしろかったです。

●テキストを書いていく
これまで、テキストを書いてはうーん(すでにある文章の切り貼りだな…)、書いてはうーん(かといってオリジナルで書いてみたらテイストがバラバラだ…)を繰り返していました。「要点を押さえていい感じに書く」がそもそも難しい上に、分担して書いていたものだから、何をどう手直ししたらよいのやら状態に。

スタッフの働く写真を見て、「いい写真だね〜!」と盛り上がってしまう私たち

春でも出ない芽、音をあげず根を張るのだ

分担して書くって、分けて担うわけだから、一人で書くよりもいいような気がしていたんです。でもそれらを一つにまとめて、全体がつながるように整えるのが本当に難しくて。そんなわけで「それぞれ書く→持ち寄る→あれ、この後どうする?→一回奥田さんが全部引き取る」までのセットをすでに2周くらいしたような気がします。

直近もそういう流れになっていましたが、「だけどやっぱりそれぞれが書いたほうが、出来上がったときに嬉しいじゃない?」ということで、プロダクトやサービスを紹介するページを榎本さんと内野で書くぞ、ということに(結局分担しているけども)。

よしゃ今度こそ!と意気込んでいますが、どうなることやらです。書くぞ!と決めたときはいつだってやる気に満ちているのですが、いざ向き合ってみると一向に筆(指先)がすすまないんですよね。自分の中から生み出さなきゃいけない(というほど気負っているわけではないのですが)のに、教科書的な解があるような気がしちゃって。思いつく言葉を書き並べてみるけど、ない正解を探しては溶けていく時間。そしてなんとかひねり出した文章がどこかポエムっぽくなってしまうという、ちょっと恥ずかしい悩みがあったり。「一応書いたんですけど…」と共有するときの気持ち、なんとも苦しいぜ…!

と、テキストについては昨年からずっとこんな感じです。

冬を耐え忍んだ植物たちは、あたたかい陽気に芽を出しすくすく成長しているこの頃ですが、人間は春になったからといって急に芽が出て花開くことはなさそうです。芽を出すためには地道に根を張っていかねば。これからも書いてはうーんを繰り返すだろうけど、少しずつカタチになっていく喜びを感じられたらいいなと思います。

通勤路から。思考がぐるぐるしてしまった日でも、この景色を見ると晴れやかな気持ちに。

余談ですが、「ムレスナティー」という紅茶ブランドをご存じでしょうか。立方体のパッケージの4面にポエムが書いてあるのですが、そのムレスナ節っぷりが最高なのです。読めば思わず笑顔になってしまうこと間違いなし。新生活に疲れてしまうことがあったらぜひ見てみてください。(うちの)


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