見出し画像

【成長の法則】やりたくないと思ったら、やる。

あなたに『やりたくないこと』はありますか?


やりたくないことが「ある」とお答えになった方、

やりたくないこと、やっていますか?

画像1

やりたくないことなので、やっていない場合がほとんどでしょう。


ぼくも、そうです。


ぼくは、料理が好きではありません。

なので、自炊をするくらいなら、多少お金を払ってでも外食します。

その方がストレスも少なく、美味しいご飯でお腹を満たせるので、当然の選択だと考えています。


しかしながら、思い返せば、自分が人間として大きく成長したと感じるタイミングには必ず『やりたくないこと』への挑戦が関わっていました。

画像2

高校時代、ぼくは生徒会長に立候補しました。

当時は運動部がスクールカーストの上位を占めていたため、帰宅することに全力で取り組む部活動に勤しんでいた自分は挑戦をためらいました。

選挙に出たところで、勝てる可能性は低い。

むしろ、恥をかいて、黒歴史でもつくってしまえば、翌日から学校に通えなくなるかもしれない。

やりたくない理由は、たくさん挙げられました。


でも、そもそも、本当の意味で『やりたくないこと』は頭によぎらないと気づいたのです。


例えるならば、泳げない自分は、水泳大会に出場しようという発想すら生まれない。

つまり、心の底から『やりたくないこと』はそもそも、やろうとすら思わないのです。


高校時代の自分を、改めて振り返ってみましょう。

生徒会長に立候補するかを悩むが故に、ぼくは無理やり『やりたくないこと』に当てはめようとしていたわけです。

しかし、先ほどから申し上げている通り、『やりたくないこと』として認識してしまった時点で、それは心のどこかでは『やりたいこと』であり、もはや成長するためには『やるべきこと』なのです。

画像3

案の定、自分は生徒会長に立候補したおかげで、人前に立つ勇気が養われましたし、一歩を踏み出すハードルをぐんと下げることが出来ました。


フランス語が話せないにも関わらず、一年間の交換留学をフランスにて過ごすと決めたときもそうでした。

「絶対に苦労する」「英語が堪能なのだから、英語圏に留学すれば何不自由なく一年間を楽しめる」など、フランスへの留学を『やりたくないこと』にしようと脳みそは働きました。

でも、なぜか、数ある国の中からフランスという国を思いつき、そこへの留学を悩んでいる時点で、心のどこかでは行きたい/行くべきだと思っているわけです。

このときも、心の底から行こうと思わない国(当時で言えば、紛争地域であったシリアなど)には興味がわきません。


結果的に、一年間をフランスで過ごし、言語の壁はもちろん、テロを体験するなど様々な困難にぶつかりました。

留学の終盤にはうつ状態になり、決して順分満帆で幸せいっぱいの経験とはなりませんでしたが、やはり、人間的な成長はとても大きかったと確信できます。

やりたくないという感情にこそ、成長のヒントが隠されているのです。

画像4

つい先日、自分は会社員を辞めて、フリーランスとして生きてみる決意をしました。

この意思決定も、これまでと同じ理由です。


会社員 としての生活は快適で、心から落ち着くものでした。

しかし、ある日「独立」という選択肢が頭をよぎり、それを『やりたくないこと』にしようとした時点で、ぼくの歩むべき道は決まっていました。

今では関西から東京に拠点を移し、一個人として独り立ちできるよう駆け抜ける次第です。

サイヤ人(漫画・ドラゴンボールより)が死の淵から復活することで、劇的に強くなるように。


自分が望まない状況を経験することは、人の成長に欠かせないわけです。

画像6

最後に、突然ですが、ぼくはこれからブラジルへ旅立ちます。


それは、お付き合いしている彼女の祖父母に、婚約のご挨拶へ伺うためです。

正直なところ、今回の旅も『やりたくないこと』として考えてしまった瞬間があります。


自分は昔からお風呂など水回りが不潔なときにストレスを感じやすく、それが分かりやすく肌荒れにつながる人間です。

ケニアを旅していた際も、草原にて穴を掘って用を足さないといけなかったとき(もはや「水」回りではない)にはとても肌が荒れました。


この度の旅行も、ブラジルの首都ではなく、田舎町へ向かうため、電気や水道といったインフラの充実は期待できません。

それは自分にとって、誠にしんどいことではありますが、今回の挑戦が『やるべきこと』である理由もたくさん見つかっているので、飛び込む決意をしました。

ブラジルではどのような成長が待っているのか、不安も否めませんが、非常に楽しみでもあります。

画像5

やりたくないと思ったら、やる。


ぼくは、そのルールを自分に設けたことで、たくさんの成長の機会を得られた自覚があります。

人間は無意識のうちに、自分自身が落ち着く場所(コンフォートゾーン)に安住しようとします。

それ自体は生存本能が正常に働いている証拠でもあるので、決して悪いことではございませんが、一皮むけたいときには是非とも『やりたくないこと』に挑戦してみてください。


ぐぐっと成長できるのは、自分が避けようと思っていることにぶつかってみるときかもしれません。

画像7


あとがき

この度のブラジル旅行をご支援くださった皆様、改めまして、心より感謝申し上げます。


いただいた投げ銭は、航空券の購入に充てさせていただきました。

夢見る若い男女の想いを応援していただき、誠にありがとうございました。

ドバイにて乗り換えた後、まずはリオに到着する予定です。

そこから国内移動(11時間ほど)をして、今回の目的地である彼女の祖父母の実家にたどり着こうと思います。


旅の様子や近況の報告はツイッターでさせていただきますので、引き続き、今後とも何卒よろしくお願いします。

それでは、行って参ります。

せば。

サポートいただき、誠にありがとうございます! こころ着火マンとして、これからも人々の心に火を灯せるよう邁進します。 『いつ死んでも後悔のない生き方を』 「普通」という呪縛が支配する母国・日本で奮闘する、七転び八起きの帰国子女の物語。 今後とも何卒よろしくお願いします!!