お別れの表現を「卒業」にすると、全て丸く収まる説 〜いつでも辞められる社員を育てる人事〜
どうも、はじめまして。
会社をいつでも辞められる社員を育てる人事
㈱ワンピースの「YAMATO」と申します。
「会社をいつでも辞められる社員を育てる人事」と聞くと一見、矛盾しているかのように思われるかもしれません。
しかし、弊社をいつでも辞めてもらえる状態にまで社員を育てることこそが、最終的にはベストアンサーである理由を説明します。
理由① 会社の労働生産性が上がる
まずは、シンプルに「労働力」の視点。
いつでも弊社を辞められる状態ということは、その社員は市場価値の高いスキルや経験を持っているということ。
それらの武器を活かして働けば、労働生産性が高いことは自明です。
つまり、いつでも会社を辞められるレベルの社員を抱えることで、仕事がより円滑に進みます。
理由② 会社に人が集まりやすくなる
次に「採用」の観点。
不確実性が高まり終身雇用が保障できない現代において、多くの方は一社で退職まで勤め上げる気はありません。
となると、転職や起業など次のステップへ進むための本質的なスキルを身に付けたい方は「いつでも辞められる状態まで育てる」と宣言している会社が魅力的に映ることでしょう。
理由③ 会社を中心とした人的ネットワークが生まれる
採用の話をすると「せっかく採用して、育成までした人材に辞められることはもったいない」といった声もあるかもしれません。
しかし、弊社はそう思っていません。
むしろ、自分たちの会社でスタートを切った、ともに切磋琢磨した同志たちが羽ばたくことを歓迎します。
なぜなら、今度はその人脈が宝になるから。
いつでも会社を辞められるほど市場価値の高い人々は必ず、日本、そして世界を引っ張ることでしょう。
そのときに、そんな人たちを輩出した会社として得られる人的なネットワークや口コミがもたらすブランディングは、社員を自社に留めることよりも(中長期的には)遥かに投資効果が高いと考えています。
実例① ㈱ワンピースの取り組み
例えば弊社の場合、副業は完全に自由です。
いつでも辞められる状態になる上で、副業に挑戦した経験も必ず本業に活かせるから。
何を隠そう、今では育成を担う自分も始めは副業からビジネスの面白さに出会いました。
誰かの指示に従うのではなく、自ら考えて行動する楽しさを学べる環境があったからです。
実例② 会社員×個人事業主「YAMATO」の活動
今では副業から学んだウェブマーケティングやコミュニティづくりを活かし、本業である「会社をいつでも辞められるように社員を育て上げる人事」として研修を組んだりしています。
そして、社内で教えているコンテンツが、今度は社外に求められて副業が増えるなど、自分を成長させる良い循環が始まっております。
最後に
正直なところ、会社をいつでも辞められる状態の社員はまだ少ないです。
自分自身が一人のロールモデルとして、今まさに仕組みを創り上げている段階。
しかし、その仕組みを構築できる瞬間は今しかありません。
その過程をともに歩みたい、ただ受け取るのではなく自分も与えたい同志たちを待っています。
yours sincerely,
YAMATO
あとがき
皆さんには、「YAMATOと働きたいから」といった理由で入社しないでいただければ幸いです。
同志となる皆さんには、それぞれに夢を持っていてほしいです。
なぜなら、ぼく自身いつ会社を辞めてしまうか分かりません。
だって、ぼくがいつでも会社を辞められる状態でないと説得力に欠けるでしょう。
なんてね。
やで。
__________________________________
筆者のツイッターアカウント
本記事を執筆するきっかけとなったツイート
サポートいただき、誠にありがとうございます! こころ着火マンとして、これからも人々の心に火を灯せるよう邁進します。 『いつ死んでも後悔のない生き方を』 「普通」という呪縛が支配する母国・日本で奮闘する、七転び八起きの帰国子女の物語。 今後とも何卒よろしくお願いします!!