原体験を掘り起こす『Dig your Life』通称・ディグライとは?
自分自身の生き方に悩める、全ての人へ。
はじめに
原体験を掘り起こす『Dig your Life』(以下、ディグライ)は、あなたの過去【現在に至るまで】の記憶から未来【現在のその先】の生き方を描くための対話です。
ありがたいことに、多くの方から「ディグライの詳細を知りたい」との声をいただいております。
せっかくの機会だと考え、今までは対面で説明させていただいた「私が原体験を掘り起こす理由」から「原体験を掘り起こした先に待っている世界」まで、ディグライの全てを綴りました。
いつも応援してくれる同志のみんなに、この場を借りて心から感謝申し上げます。
ありがとう。
もくじ
1.)そもそも「原体験」とは?
2.)なぜ、原体験を掘り起こすのか?
3.)どうやって、原体験を掘り起こすのか?
4.)原体験を掘り起こすと、どうなるのか?
5.)最後に
そもそも「原体験」とは?
辞書によると、原体験とは「その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたもの」と定義されています。
あなたの人生を一本の木で例えるならば、原体験は根っこの部分にあたります。
あなたの人生の幹、そして枝葉へとつながる原点の経験です。
原体験は「根っこ」と表現した通り、多くの方は地中深くにある根の存在をきちんと認識できていません。
それは当然で、なぜなら根っこは見えないから。
わざわざ掘り起こさない限り、人々は木の枝葉にばかり注目します。
しかし、枝葉は季節ごとに姿を変えます。
年月とともに移り変わる枝葉をブレずに支え続ける、根幹となる記憶こそが原体験です。
なぜ、原体験を掘り起こすのか?
原体験を掘り起こすべき理由は、大きく分けて二つ存在します。
自分自身の軸を改めて認識する、内省のため。
そして、他者に自分という存在をより深く理解してもらう、対話のため。
まず、内省とは「自分の行動や考えを深く省みること」です。
原体験を掘り起こすことで、自分の行動原理や好き嫌いの理由、そのきっかけが過去から紐解けます。
それは自己理解を深めるとともに、ブレない芯を持つことでもあります。
例えるならば、根っこの伸びている方向が分かれば、どこに水を与えればいいのかが分かる。
根っこの生えていない方へ枝葉を成長させてしまうと、その枝の重さに耐えきれず折れてしまうかもしれない。
あなたが大切にしている価値観、幸せに生きる上で優先順位の高いものが分かれば、他者の基準に振り回されなくなります。
あなたらしく生きるために、自分軸に気づき、解像度を高める。
そして、自分自身の軸をしっかりと持ち直す。
『自分らしい人生を歩む』ために、原体験の掘り起こしを推奨しています。
次に、他者とのコミュニケーションの質を高める、対話という目的について。
内省を「自分軸:自分のため」と定義するならば、対話は「他者軸:他者のため」と解釈してください。
原体験の言語化が進むことで、自分以外の誰かに言葉を通じて、自分自身の性格や大切にしている本質の部分を伝えることができます。
私たちは多くの場合、枝葉の部分だけを見て生きています。
例えば、あなたが穴を掘っていたとします。
表面的には「穴を掘っている」という行動が、誰しもの目に映るでしょう。
しかし、その目的「穴を掘っている理由」は、分かりません。
誰かを貶めるための落とし穴を掘っているかもしれなければ、村に水を与えるために井戸を掘っているのかもしれない。
「穴を掘っている」という枝葉の行動だけでは、協力者は得にくい。
しかし、その行動の根幹にある「穴を掘っている理由」原体験が伝われば、同志はすぐに集まるでしょう。
つまり、原体験はあなたの行動の「なぜ」を形作るものであり、それを客観的な誰かに伝えられるようになることは、他者からの理解や賛同を得る上でも力になります。
対話するための自己理解が深まることは、同志と出逢うために役立ちます。
どうやって、原体験を掘り起こすのか?
原体験を掘り起こす『ディグライ』は、大きく三段階に分けて進みます。
インタビューに向かうためのヒアリング、二人きりで原体験を掘り起こすインタビュー、その内容を書き起こすアウトプットの三段階です。
まずは、ヒアリングから始めます。
原体験を掘り起こすインタビューの前に、事前準備として一度ご自身の人生を振り返っていただいております。
振り返る方法は個人差がありますが、基本的にはライフグラフ(人生の年表を線で表す振り返り方)を通じて、個人レベルの内省を深めていただきます。
その前情報をいただくことで、よりスムーズに本番のインタビューで掘り下げるべきポイントの狙いが定めやすくなります。
例えるならば、温泉を掘り当てる感覚に似ていて、大切な原体験が眠っている源泉を見つけるには照準を絞る必要があるわけです。
履歴書や過去のインタビュー記事などがあれば、併せてご提出いただいております。
そして、インタビューに進みます。
インタビューは対話形式で、私が質問を投げながら過去の記憶を掘り下げます。
二人きりの空間で、心理的に安全な環境を用意した上で実行します。
なぜなら、原体験は他者に話したことがないトラウマや自分自身が隠してきた過去などに隠れている場合もあり、他の人が周りにいると集中しにくいからです。
もちろん、私にも守秘義務があり、あなたの人生や原体験を許可なく口外することはありませんので、ご心配なく。
インタビューにおいては、沈黙も許されていますし、感情が高ぶった結果、涙を流されても構いません。
原体験を掘り起こす過程に起きたことは全て、あなたと私の二人だけの間の秘密です。
私が伴走役として質問させていただくことで、ご自身では振り返らないであろう次元の記憶にまで触れることが出来ます。
申し上げた通り、トラウマや隠してきた過去に原体験が眠っていた場合、一人きりの振り返りでは防衛本能が働いてしまい、深く認識することが難しいです。
その記憶を細心の注意を払いながら、安全な形で掘り起こすことが、私自身が考える『ディグライ』の最大の魅力です。
一人ではどうしてもたどり着けない、記憶の深さがある。
そこに沈殿している原体験を掘り起こすために、伴走役としての私が存在しています。
最後に、希望者にはアウトプットのお手伝いもさせていただいております。
原体験を通じて新たな同志と出逢うために、原体験の物語を記事化(映像化など手段は問わない)されたい場合は、最終的なアウトプットの添削をさせていただいております。
原体験を起点に、個人としてのブランドを築かれたい方へ。
ストーリーテリングの手法を用いて、原体験を伝わりやすい形に分解し、再構築していただくためのステップをお伝えします。
ただし、記事の代筆はあえて行っておりません。
なぜなら、そのアウトプットはご自身の血肉となった表現で綴っていただきたいからです。
私が代わりに言葉を付けてしまうと、集まってくれた同志との関係性において遅かれ早かれボロが出ます。
自分自身の内側から湧き出た情熱を言葉に乗せて、未来の同志たちに届けていただければ幸いです。
原体験を掘り起こすと、どうなるの?
原体験を掘り起こしたことで、私自身は自分の人生において迷う回数が圧倒的に減りました。
なぜなら、自分の生きる理由、死ぬまでにやりたいことが明確に描けるようになったからです。
当然、時代の変化によって目標の微調整は発生しますが、それはあくまでも枝葉が日差しを浴びるために方角を合わせるような感覚で、地中深くに張る根っこは微動だにしません。
そして、私は自分自身の原体験の物語を発信したことで、陳腐な表現にはなりますが「人生が変わった」と感じています。
まず、その物語をツイッターで公開したところ、フォロワー数が倍近く増えました。
個人的には、単純な数字の増加よりも、毎日のように未来の同志から連絡が来るようになったことが何よりも嬉しかったです。
同じような苦しみを抱えた人々が世の中にはたくさんいて、私の描く理想に共感して、力になると声をかけてくれる同志とたくさん巡り会えました。
それは間違いなく、最初は恐れながらも、原体験の物語を公開したからこそ生まれたご縁です。
同じ現象は、ディグライを受けてくれた同志たちにも起きています。
MASA の原体験の物語も、それはそれは壮絶でした。
過去を掘り起こし終えたとき、二人とも胸が熱くなって涙したことを今でも覚えています。
彼は自身の物語を言葉にする際に苦戦したものの、最終的に完成した作品は情熱的で愛の深い「MASAらしい」言葉が綴られていました。
彼も原体験の物語を公開したことで、フォロワー数はもちろん、今もたくさんの同志と繋がり続けています。
彼が人生をかけている音楽活動で、さらに飛躍するための仲間が集まっているのでしょう。
同じくディグライを受けてくださった、あさちさんは「ディグライを受けるまで」「受けてみる前の気持ち」「受けてみた後の気持ち」そして「これから」のことを赤裸々に綴ってくださいました。
彼女もまた、想いの深い原体験をお持ちでした。
まだご自身の原体験の物語を公開されてはいないものの、彼女は今まさにディグライを受けてみようか悩んでいらっしゃる方々に寄り添った文書を届けてくださいました。
あさちさんのおっしゃる通り、ディグライは「原体験を掘り起こしたから人生が豊かになる」ような魔法の時間ではなく、あくまでも自分軸を強く持つきっかけに過ぎません。
そのきっかけを掴んで、自ら邁進して初めて本質的な価値が発揮されるのだと感じています。
一人また一人と、自分自身の確固たる軸を持って、同志とともに生きる人々が溢れる社会を実現すること。
それが、私が原体験を掘り起こす理由です。
最後に
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
原体験を掘り起こす「Dig your Life」通称・ディグライは、私にとってかけがえのない活動の一つ、まさに「生きがい」と呼べる時間です。
私自身、命を燃やして、ディグライに取り組んでいます。
ときには、相手の深い傷に寄り添ったり、聞いているこちらの胸が締め付けられるような体験に耳を傾けたり、私自身が削られてしまうことも少なくありません。
しかし、普段は人に語ることが憚れるような記憶だからこそ、私が伴走役として掘り起こす必然性があるとも感じています。
言葉にならない声を私が聞くことで、必ずその過去は未来への布石として昇華されます。
その経験を記憶の奥深くに閉じ込めてしまった場合、その過去は触れられぬトラウマとして残るでしょう。
まだ見ぬ同志に深く寄り添うためにも、原体験を掘り起こす方は厳選させていただいております。
それは私自身が前向きな感情で臨めない限り、お互いにとって良い結果を生まないからです。
一ヶ月にお受けできるディグライの数も、最大で五名とさせていただいております。
なので、もしも興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、まずはお気軽にご相談ください。
ご連絡は以下のツイッターアカウントまで、お願いします。
そのときの状況によっては、お断りさせていただくこともございます。
あらかじめ、ご了承いただければ幸いです。
最後に改めて、原体験を掘り起こす「Dig your Life」ディグライに少しでも興味を持っていただき、誠にありがとうございます。
皆さんの人生が自分らしさに溢れることを、切に願っております。
YAMATO
追伸
原体験を掘り起こす「Dig your Life」ディグライに取り組む上で、私が掲げているマニフェスト【約束事】を共有させていただきます。
マニフェスト
私が存在する理由は、日本人の「i」を掘り起こすためです。
私が「Dig your Life」ディグライを提供する相手は、自分らしく生きたい人であり、その人は生きる「なぜ」が分からないことに悩んでいます。
それにより、自分自身の幸せな生き方を見つけたいと感じています。
しかし、自分軸の言語化ができるとしたらどうでしょう?
悶々と自分独自の価値が分からないままに生きるのではなく、代わりに原体験を掘り起こすことで、自分自身がこの世に生を授かり、幸せに生きるための条件が分かります。
私が他と異なっているのは愛を持って、深く人々の感情に寄り添うことです。
私は個性を愛し、あらゆることの本質を突き詰めて、理想を現実的に追い求めます。
私は誰しもが自分らしく、幸せに生きなければならないと信じています。
そして、それをするとき、私は「i」との出逢いを約束します。