緊急連絡事項：吉岡さまへお手紙を送りたい方へ

前回の記事では、空母『蒼龍』から、九七式艦上攻撃機で真珠湾に出撃した吉岡政光さん（１０３歳）に対して行ったニュースゼロのキャスターを務める櫻井翔氏（３９歳）のインタビューの是非について書いた。

『大炎上した櫻井翔さんの言葉は適切だったのか？：ニュースゼロの真珠湾特集を見て感じた日本人の怒り』

同じ様に憤りを感じた方がかなり沢山おられたようで、各所でも話題になってニュースにまでなっているようだ。

数々の批判に対して、櫻井氏本人の思いに何か変化があったのか、それとも己の思いは全く変わらないのか、それは私には分かりかねる。

違和感を覚えたとつぶやいた私に対しても、『櫻井氏の質問やインタビューの仕方は至極、妥当であった。あなたこそ失礼だ。』と強く訴えてこられる方もおられた。

それはその人の感じ方であり、全否定する気持ちはない。

ただ、吉岡氏当人に実際にお会いになってお話をされた経験がある方でも『今回の報道はあまりに酷いと感じた。』と言われている事実を考慮すれば、他の多くの一般人が感じた違和感や怒りの気持ちは妥当なものだったと今も個人的には思っている。

さて本題の連絡事項の件。

今回の騒ぎの後に、【吉岡さんへ自分のメッセージを送りたい】とフォロワーの方々が思いを共有してくださった。ブログにもたくさんコメントを寄せてくださった。

そして各人の思いをご本人に届けることができる確実な方法を模索している中で、吉岡さんと交流がある方にやっと辿り着けた。その方は戦史の実地調査取材、墜落ゼロ戦機の搭乗員身元調査、遺骨収容作業などの活動をされている方なので、思いを理解して下さるだろうと思った。

早速、ご本人に連絡し、その旨をお伝えしたら、とてもありがたいことに快諾してくださった。

そして、その際の最低限の条件は、

あくまで吉岡様へあてた綺麗な言葉づかいで、お手紙形式で、最低限、本名と住所、年齢の記載を必須とさせて頂いております。

ということだった。

【追記】＊氏名、年齢があれば、住所の箇所は〇〇県△市、海外の方は国名と都市名まででも良いか、再度、確認中です。吉岡さまへの非礼がないきちんとした形のメッセージだけを受け付けたいというその方の思いからその様に条件をつけられているのでしょうが、多くの方にはハードルが高いことも理解します。

この条件を理解した上でお手紙を吉岡様に送りたいという方は、この記事の下にあるサポート機能を通してお送りください。

せっかくお手紙をご本人にお渡しする機会を快諾してくださったお方に、心ない人からによる批判が寄せられる等のご迷惑は絶対におかけしたくないので、その方の情報は拙ブログ上では控えます。

また悩みましたが、あくまで吉岡様へご自分の真摯な気持ちをお伝えしたいという方のみを対象にするため、また私への冷やかしや誹謗中傷のためにJunkメールを送ってくる人を除くためにも、サポート機能を通してのみ受け付けることにします。どうぞご理解ください。（日頃の活動や諸作業に対しての応援と思って頂けたら幸いです。）この主旨に賛同していただけない方は申し訳ありませんが、今回は機会を見送って下さい。

上記の条件を満たすお手紙が届き次第、わたくしが責任を持ってお送りします。今から年末までに集まったものを纏めて送ろうと思っていますので、締め切りの時期を考慮して送って下さい。

その方によりますと、吉岡さんは御自身の講演後などに届く、感想やお手紙などを読まれるのを楽しみにされるようなお方だそうです。

手紙や文章を書くのが苦手で。。という方もおられるかもしれませんが、長文でなくても全く構いません。短い文章でも綺麗なお言葉遣いで、あなたのまっすぐな気持ちを率直に述べれば気持ちは吉岡さんにしっかり届くと思います。

ご希望の皆さまのお役に立てれば幸いです。

【吉岡政光元海軍少尉プロフィール】
大正7年1月生まれ。石川県出身。御年１０３歳。
昭和11年：呉海兵団入団。同年佐伯海軍航空隊。
昭和12年6月：霞ヶ浦海軍航空隊、第40期普通科整備術練習生。
昭和13年2月：「加賀」整備員となる。同年、横須賀海軍航空隊
第43期偵察練習生。大分海軍航空隊を経て昭和14年9月
「蒼龍」配属。

昭和16年12月6日：真珠湾攻撃参加。
ウェーキ、インド洋作戦を経て、同年8月より鈴鹿海軍航空隊教官。

第582海軍航空隊転勤の為、ラバウルへ向かう途中、トラック島でトラック大空襲に遭遇。
攻撃第105飛行隊へ転属した後、サイパン、ペリリュー、フィリピンへ。

昭和19年末：百里原海軍航空隊教官。
終戦時は海軍少尉。