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在家の法 第322号

★「幸福の法則(在家の法)」第322号  <幸福の法則5>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。

 地獄という所は現実に存在します。こういうと、普通の人は納得がいかないでしょう。しかし、この世においても地獄は存在するのですよ。それは、たとえば借金苦などで死ぬような思いをしている人がいますね。彼らは自殺に及ぶこともあります。それほどに苦しい状況に追い込まれていたのです。取り立てとか返済のために苦労して働いてもどれだけも借金は減らないし、そもそも仕事がなかなかないし、とても厳しく辛い状況だったのでしょう。

 自殺に踏み切るような状況は生きているよりも死んだ方が良いと思うほどに生きていることが苦しかったわけです。この状況が地獄でなくて何だというのでしょうか。その人にとってはこの状況が地獄であったのです。生きているときにも地獄は存在するということなのです。ただ、この場合の地獄とは特定の場所のことではなく、その人のこころの中のことです。生きていることが辛くて我慢ができないというこころの状況であったわけです。

 要するに、こころの中に地獄が形成されていたのです。借金に苦しむという契機によりこころに地獄を作ってしまったのです。このときの地獄とあの世にある地獄とは相似のものです。あの世というのは、この世とは違ってエネルギーの世界ですから思いが現実となるのです。思いとは生命というエネルギー体の活動そのものであり、思うということで生命はエネルギー波を放つのです。そして、その放ったエネルギー波はエネルギー世界に受け取られて現象化します。つまり、そのエネルギー波の意図するとおりに現象を与えるのです。

 すると、結果的に思うことが現実になります。ですから、地獄の思いで死んだ人は、死後もそのこころの波動は継続されており、その人のこころの波動が地獄を現象化するわけです。あの世とはエネルギー世界ですから、思いが現実になる世界ですから、こういうことになるのです。つまり、地獄とは自分が作っているのです。もちろん、天国もです。その人の放つこころの波動が天国、地獄を形成しており、その思いのエネルギー波を現象化しているだけです。

 ですから、こころこそがすべてです。地獄に行きたければ地獄に住めばよいですが、地獄などへ行きたくなければこころに地獄を作っては駄目です。それはこの世もあの世もどちらも地獄にすることです。永遠の責め苦に苦しむことにしかならないのです。とても残酷なことですが、他ならぬ自分でそうしているのですから他人にはどうしようもないのです。自ら気がついて改めるしか方法はありません。

 私たちはこの世で生きている人間ですから、私たちがやらなければならないことはこころの中に地獄を作らないことです。地獄特有の波動、すなわち苦しみ、怒り、ねたみ、憎しみなどのとてもネガティブな波動ですが、これらを抱きしめないことです。これを抱きしめてこころの地獄を作ってしまったら死後も間違いなく地獄へ行くのですよ。生きている間にこころを変えましょう。人間は変わることができます。今はネガティブな想いでいっぱいでも、自らが変わることでポジティブなこころに切り替えすることは可能なのです。

 努めて明るく、素直に、謙虚に、他人を悪く思わずに生きていきましょう。たとえ、借金苦であってもこころの中に地獄を作らずに生きることはできるはずです。どんな苦労をしても、永遠の生命にとってはこの世の経験は一時の夢のようなものですから見事に耐えて見せようではありませんか。こころを地獄にせずに生き抜くということです。明るく生きるということです。これさえできれば、天国へ行けるのですから。




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