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在家の法 第205号

★「幸福の法則(在家の法)」第205号  <アセンション6>

 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 ここで人間についての段階差の話をせずにはおけません。今までの人類は自分勝手に生きてきましたから、段階の差などはテストの点の差ぐらいしか思ったこともないでしょう。段階の差とはどういうものなのか、どんな状態が優れているのか、それが分からなければ何を目指したら良いのか分かりません。

 まず、優れているという概念と上位にあるという概念は同じものではありません。これは現代社会では同じ事と思っているでしょう。優れた人は人の上に立ち、指導者になるという理屈はこの世の社会体制としては理に適ったものです。素晴らしい指導者に政治を任せると人民は幸福になりますが、愚劣なものに政治を任せると人民は不幸になりますから、この原理は正しいものでもあります。

 しかし、真理は違います。生命なるものは優れるということはあり得ないのです。すべてが同じく価値を持ち、平等です。価値の少ない生命など存在しませんし、並外れた特別大きな価値を持つ生命もまた存在しないのです。どんな生命であっても等しい価値を持ち、素晴らしい存在であるのです。

 ただし、段階の違いはあります。柔道でも初段とか、名人とかあるようにその技量に応じた段階は存在します。人間についていえば、まだ経験の浅い人間と長く経験を積んだ人ではやはり段階が違います。経験浅い人には分からないことでも豊富な経験を持つ人には一目で見抜けるということが現実にあるように、段階差は現実にあるし、また肯定されるべきものでもあります。段階が上がるように、進歩することを目指して練習したり、努力するのではないでしょうか。ならば、誰もかも同じく平等のレベルでは停滞しかもたらしはしないでしょう。

 では、どうした状態が高い段階なのでしょうか。それは一言でいえば愛の深さや広さによって決まるのです。たとえば、私たち人間は自分の給料のことやマイホームのことしか考えてはいませんが、地球という惑星の中に入った生命体はいつも人類が滅びはしないか、幸せに暮らせるように祈って環境を提供してくれています。どちらも同じ生命体なのですが、愛の深さ、広さにおいて桁が違うのです。それが三次元世界に現象化すると人間と惑星という違いとなってくるのです。同じ人間でもその愛の深さや広さは人により大きな違いがあるのです。それが段階の差です。

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