見出し画像

僕が毎週月曜日に聴いているMIX

今日は月曜日です。実は毎週月曜は楽しみにしてることがあります。
(時間は定かではないのですが)夕方頃にMixcloudを開くとChris CocoによるMIX SHOW "Melodica"が配信されるんです。
この番組に出会ってから夢中になり、かれこれ14年近くこのMIX SHOWを毎週聴いてるのですが、まったく飽きないんです。
ずっとアンビエントでもないし、ずっとダウンテンポでもない。ずっとダンスミュージックでもないし、ロックもかかればボサノバもかかる。あっという間の60分です。

スピったこと言っちゃいますが、なんというか気持ちを見透かされてるというか、その日 その場所 その時 の僕の気分にスッと入ってくる。。。心休まる回もあれば、心躍る日もある。とにかく心を鷲掴みにするMIX SHOWなんです。

ここで彼のプロフィールを。

Chris Coco(クリス・ココ) プロフィール

Chris Coco

クリス・ココは、ブライトンのザップクラブでDJを始めた後、音楽ユニットCoco Steel & Lovebombで1980年代後半のハウス・ミュージック人気をきっかけに注目される。
デビュー・シングル「Feel It」(1991)がWarp Recから、「Touch It」(1992)、「Hold It」(1993)、「Work It」(1994)、デビュー・アルバム『It!』(1994)と続き、Other Recから『New World』(1997)、『Sunset』(1998)、さらに『Remixed』(1999)をリリース。その後クリスは、カフェ・デル・マーのコンピレイションやイビザ・チルアウト系で、多数のシングルやリミックスを手掛ける。2004年、クラシック・アーティストのSasha Puttnamと『Remasterpiece』を、EMI Classicからリリースし、ヨーロッパ・チルアウト・シーンでのポジションを決定づけることに成功した。
そして、『The Chill Out Album』(2014)で、再びCoco Steel & Lovebombを復活。カフェ・デル・マー、カフェ・マンボーのレジデントDJとして活躍し、ホセ・パディーヤと並び称されるイビサ/バレアリック・サウンドの中心人物であり、現在、音楽情報番組MIXCLOUD「MELODICA」を毎週配信。地球上に10万人以上のリスナーがいる。

プロフ内のホセ・パディーヤ同様に「バレアリック・サウンドの中心」とよく言われてます。ただ、僕の解釈だと彼のMIXはジャンルを超越した「演出家」なんです。
もちろん、リリースする音源はバレアリックなんですがMIXは別物。前述の通り、ずっとアンビエントでもないし、ずっとダウンテンポでもない。ずっとダンスミュージックでもないし、ロックもかかればボサノバもかかる。「それがバレアリックなんだよ…」という方もいらっしゃると思いますが、すべての音楽ファンが楽しめ、様々なシチュエーションにフィットする。それがあまりにも謎すぎて、ドライブ中に困ったら、クリス先生のMelodicaかければ間違いなくしっくりきちゃうんです。

※バレアリック(Balearic)とは
イビサ島を含む、スペイン南部の地中海に浮かぶ群島の呼称であり、このバレアリック群島に浮かぶイビサ島が発祥となったサウンドが『バレアリック・サウンド』の原点。1980年代の終わり頃より、ダンス / パーティーカルチャーの聖地として発展したスペインのイビサ島で生まれたダンスミュージックのスタイル。特定のカテゴリにこだわらず、オープンマインドな精神に基づいたミクスチャーな選曲が特徴。

そんなChris Coco先生をいつか招聘するパーティを作りたいと思ってますが、オールナイトのクラブパーティでもなく、ビーチパーティでもなく、野外のチルアウトフロアでもないのかもしれない。
変幻自在にその場の空気を変え、心を鷲掴みにしてしまうそんな演出家のMIX SHOWを是非チェックしてみてください。

Melodica - Chris Coco



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?