ブラックヒルズ、バッドランズ 3週間の旅 8日目
今日はまず「サウスダコタへ旅行と言ったらここ!」のマウントラシュモアへ。誰もがどこかで目にしたことがある歴代大統領の彫刻。
宿泊しているホテルからも一部見えました。
Keystoneから車で向かうとすぐに見えてきました〜。
駐車場は10ドル。annual parking ticket、一年有効!
入口
州の旗がたなびく先に大統領。アメリカ人だったら自分の州の旗にワクワクするでしょうね。
青空に顔の彫刻が白く映えていました。
短いトレイルがあったので一周しました。
歩いたあとベンチに座って休憩。隣にアラバマから来たというご夫婦がいらしてお話。旅行で会う人って普段接することがないから、新鮮で新しい発想をもらえる。
帰りにワシントンさんの横顔チェック
顔の長さは40フィート、約12メートルだそうです。
先にクレイジー・ホースを、それも至近距離から見てしまったので、うぁ、大きい!という印象は薄れましたが、実物を見られて良かったです。
ただこの辺りは最後までネイティブアメリカンとの激しい戦いが続いていた場所。ネイティブアメリカンにとっての聖地に侵略者の顔を彫るという、複雑なモニュメントでもあります。
ラシュモア山見学の後は、近くにあったOld Baldy Mountain Trailを歩きました。
トレイル出発地点。
足元には石英らしき小石がたくさん。
大物も
進んでいくと最後は岩道になりました。
登りきった岩の間から景色が見渡せました。
岩の上でランチ
アメかと思って買ったペパーミント味のキャンディーパフ。すぐ溶けてなくなっちゃうけど美味しい。
帰りは石を見ながら下山しました。結晶がないかキョロキョロと探しましたが付近には見当たりませんでした。
気温はそこまで高くなかったのですがかなり水分を欲し、思ったより疲れました。
トレイルの後はKeystone Museumに立ち寄りました。
前日、Keystoneの町について調べていたら、大草原の小さな家に出てくるローラの妹、キャリーが晩年この町に住んでおり、展示があると知ったからです。
元は学校で今は廃校となった校舎がミュージアムになっていました。
1901年に生徒数158人で始まり、1998年生徒8名を最後に閉校したようです。
元々は鉱山で発展した町。当時初めて移り住んだ家族の写真などが飾られていました。
そして「大草原の小さな家」の展示部屋
キャリーさんは1911年から1946年の35年間もこの町に住んでいたんですね。
お姉さんのメアリーも途中から一緒に住んでおり、この町で亡くなったそうです。
1977年まで家が存在していましたが、残念ながら家事で消失してしまったようです。
キャリーが亡くなったのはこの町ですが(正確には近くにあるラピッドシティという隣町の病院)、インガルスファミリーが多く埋葬されているデスメットに埋葬されているとのこと。
地下には鉱物が展示されていました。
「大草原の小さな家」は少なからず今の自分に影響を与えており、偶然ゆかりある町に滞在することになり一つ思い出が増えました。
今回車で移動していると果てしないと思わせる草原や乾燥した土地の光景が目に入ります。当時の開拓者はどんな気持ちで西へ進んでいったのだろう、こんなところで生き延びること自体すごいと感じました。
さて、今日の夕飯はピザをテイクアウト。
宿から一番近く評価が高かったCruizzersというお店。評価通りの美味でした。
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