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現実に0.1を作り出すこと。TBRCについて。

4日ほど前に「高尾ベースランニングクラブ(TBRC)」というのを立ち上げました。
簡単にいうと僕が運営に携わっているMt.Takao Base Camp(高尾ベース)主体のランニンググループ。高尾山はおそらく日本で一番トレイルランナーが多い山と言っても過言ではないくらい平日休日問わず走っている人が多い。(年齢層も幅広い)
実際に走っている人もいますし、トレイルランニングをやってみたいな、と思っている層は想像以上に多い。その交流の場として活用してくれたらいいな、というのが設立の考え。

普通のランニングと違ってフィールドは「山」。そのため参入へのハードルが高くなる。もちろん、安全管理をした上で慎重に始めてもらう方が100%良いです。
「イケるっしょ!」と軽い考えで来て大怪我や事故が起きるよりマシです。
安全管理は必須なのですが、それでも1人で山に入るって怖いですよね。
大会なら前後に人がいるし、マーキングもあるので安心できますが普段だとなかなか怖い。何かあったらどうしよう・・・ってやつです。

そういった方でも始めやすく、初歩的な質問もしやすい『場』が欲しかったんです。ほら、山の人って寡黙でストイックで怖い感じあるじゃないですか?(あるか?)そうではなくてフレンドリーなんだけど締めるところは締める、オンオフの切り替えがしっかりした感じが理想。
山の中を馬鹿みたいに走り回ってゴール直後にビールをめちゃくちゃ飲むけど、他のハイカーや植生にちゃんと気を遣う、そんな人が増えるといいなという思いです。なんならみんなで登山道整備もやれるといいですね。(毎月第一日曜にここでやってます。僕も仕事がなければ行きます)

もちろん、運営するからにはルールも必要ですし、システムやはたまた資金が必要になっていくわけです。僕(やま施術院)一人で開催している「高尾を走ろう」は言ってしまえば『僕個人のランニングに付き合ってくれる人募集!』なのでルールも資金も何もいらないんです。しかしTBRCの場合、アテンドするスタッフが数名いて、そのスタッフの時間を使うことになる。そのスタッフたちにも生活があるわけです。もちろん、中には「お金なんていらないっすよ!」みたいなことを言ってくれるスタッフもいるわけですが、それに乗っかりすぎるといざ忙しくなった時に継続が難しくなる。(めちゃくちゃ忙しいのにボランティアって相当気持ちが必要です。)
そのため参加費をいただいていくわけですが今後システム変更の予定ももちろんあります。なんとかアテンドする側も参加する側もお互い気持ちよく楽しめるグループを作り上げたいです。(余剰金は開催するイベントの費用にします。落ち着いたらBBQパーティとかしたいです)

一緒に走るランニンググループ、だけを見ると立ち上げは簡単そうですが、先に述べたスタッフとのやり取りや高尾ベースとの連携やシステム調整で昨年末から割と時間をかけていました。一人でやるより集団でやるのって思った以上に大変なんですね。その分、やはり疲労も溜まるもので最近は目が腫れぼったいしやや霞む、運動不足で太った(!)、背中の張りや頭痛などこれまでにないくらいの不調。(元気はありますのでご心配なく)

自分を一時的に壊してでも作るべきものと思っていたからこそ立ち上げたんです。
現実に求めている人がいるからこそ頑張ることができる。他者の利を自分よりも優先的に考えることで0が0.1になり、世界が優しい方向に変わっていくと考えています。

0.1を現実に作り出したのでそれを1にするのか100にするのかはあなた次第。
自由に楽しんで欲しいです。(礼節をもってね)

高尾ベースランニングクラブ

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