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なぜ国盗りゲームを作るのか?

こんにちはヤマピーブラック( @yamapyblack )です。メタバース流行ってますね!

私はゲームからクリプトに入った経緯もあり、ゲーム入口からメタバース山を登っています。

先日、「FrontierDAO」というフルオンチェーンゲームを作るDAOを立ち上げました!どんなゲームを作るかというと「国盗りゲーム」です。いわゆる「三国志」系や「Kingdom」系のゲームです。

今回は、これまでクリプトゲームの歴史を見つつ、なぜ国盗りゲームなのか?という点をお話します。

なぜ国盗りゲームを作るのか?

GameFiと呼ばれるように、クリプトのゲームは「エコシステム」であったり、「経済を回す」ことが重要視されます。

経済が回ることにより、分散的に発展していくことが期待されます。「運営主導のおもしろいゲーム」は既存のゲーム会社に任せましょう。個人的には、経済を回すことも非常におもしろいゲームだと思っています。

まず、既存のクリプトゲームのエコシステムを見てみましょう。

MyCryptoHeros

まずは日本発の「MyCryptoHeros」(通称マイクリ)。2018年頃リリースされ、当時世界No1だったゲームです(トランザクション数など)。

特徴的なのは「士農工商」と呼ばれるエコシステムです。江戸時代のアレですね。

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※「商」は出品すれば誰でも可能なので省略

「士」は侍。バトルするガチ勢ですね。

「農」は地道にクエストを周回してレアアイテムのドロップを待ちます。このアイテムは武器で、装備すると強くなります。「農」はドロップしたアイテムを「士」に売ります。

「工」はイラストレーターさんであり、キャラの絵を描きます。マイクリでは、キャラの絵を自由に変えられる機能があります(ゲーム内のみ表示)。お気に入りの絵でバトルを楽しめます。

こうして異なるロールのプレイヤーが通貨を媒体として繋がり、エコシステムが作られていきます。既存のソシャゲでは「士」が課金して終わりでした。

これは大きな発明と言えるでしょう。

Axie Infinity

Axieのエコシステムも「士農工商」で表現できます。

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※農→士、士→工などもありますが、あくまで単純化した図

マイクリとの主な違いは「士」と「農」の間に「工」がいること。マイクリの「工」は人数が少なく、バトルの強さには関係ないロールでした。

一方Axieは、「農」だけでは強いアクシーは生まれず、「工」のブリード職人としての役割が重要になってきています。

こうすることで、士が増えると工も増える、工が増えると農が増える、とピラミッド型のエコシステムができあがりました。これはAxieの発明と言えます。

次世代のエコシステム

国盗りゲームは、下のようなエコシステムになります。

マイクリとAxie、2つのエコシステムに共通するのは、「士」の数が重要であるということ。仮に士が0人になると、誰も武器やaxieを買ってくれなくなります。

こうなると経済は回らなくなります。

しかし、「士」として生き残れるのは、一部の上位プレイヤーにとどまります。それなら報酬を下位のプレイヤーに配ればいいとなりますが、それだと報酬のインフレという別の課題が発生します。

そこで「国盗りゲーム」により、人口の増加に応じてもう一つのエコシステムを稼働させます。

これは現実の戦国時代を想像して頂ければイメージがつくと思います(キングダムの時代とか)。

まず、国の中で争いが発生し、その中で経済が回ります。次に国同士の戦いとなり、勝つために経済をフル稼働させる必要があります。

MMORPG「EVE Online」でも似たようなエコシステムが成り立っているらしいです。「農」が鉱石を掘り、「工」が船を作り、「士」がそれを買い集め、領地を奪い合う。

こうして全体として巨大なエコシステムが生まれます。

一緒に国盗りゲームつくりませんか?

FrontierDAO」はフルオンチェーンの国盗りゲームをつくるDAOです。

ここまで壮大なゲームを作れるかわかりませんが、ゲームのエコシステムを考えるのは楽しいことです。

「ジョブ」という形で仕事を募集していますが、ただ雑談したい、見てみたい、という方でもウェルカムなので、興味ある方はぜひdiscordにご参加ください。

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