山奥ニート日記6/14 下心ない文章が書きたい


起きて、phaさんの同人誌『夜のこと』を読む。
phaさんめっちゃ働いてるなー。やっぱ東京にいると、いろんな人と繋がりができるんだなぁ。
「田舎の学問より、京の昼寝」ということわざが頭をよぎる。
田舎で必死で勉強するより、都会で寝てる方が勉強になる、という意味だ。
嫌なことわざだ。でも、否定できない。
僕は都会が好きだ。凄い人にもっと会ってみたい。
でも、ただのニートである僕が東京にいたところで、そういう人と繋がることはなかっただろう。名古屋に住んでた時だって、中心部に出ること自体あまりなかったし。
今は山奥にいるからこそ、取材を通して一流の人と会える。
それに、外出自粛のおかげでみんなオンラインで話すことに抵抗がなくなったじゃないか。
山奥からだって、人と繋がることはできるはず。
そう思って、会いたいと思いつつ行けてない人に、オンライン飲みを誘うDMを送った。

つながりを増やすだけでなく、僕自身ももう少し頑張らなきゃ。
とりあえず何か書こうと思い、15時過ぎからバーチャルYouTuberぽんぽこのことを書く。
YouTubeのコメント見てると「わかってないなー」と思うことがあったので、自分が思うぽんぽこの凄いところを表に出したかった。
でも書く前にKAI-YOUの有料記事を読んだら、別に自分が書かなくてもここで全部言ってるじゃん、と思い萎える。めちゃくちゃいいインタビューだった。
どうしようかなーと悩んで、「山奥ニート」である僕がぽんぽこを語るという面に注目することにした。でもあんまりうまく書けなかった。時間かけすぎたせいで、面白いのか分からなくなったので、妻に意見を聞く。いくつか引っかかったところを直した。結局、及第点になるまで7時間くらいかかった。自分でも引く。晩ごはんは唐揚げだったけど、僕がリビングに出て行った23時にはすっかり冷えてカチコチになったいた。

誰かがツイッターで「最近、プロとアマの差がいろんな問題を引き起こしてる」と言っていた。
例えばテラスハウス、例えば100ワニ。
「都会・プロ・拝金・会社員・論理」と「田舎・アマ・QOL・ニート・お気持ち」という交わらない2つの概念があって、それが上手くアレしてないから、炎上したりトラブルになってる気がする。
インターネットでも、前は後者の世界だったけど、今はすっかり前者だ。
このツイートがショックだった。

伸びないゲーム実況者がやりがちなことは「動画編集を凝りすぎ」です。
がんばって動画編集して得られるのは視聴者の満足度。
それは動画を開くまで分からないので再生回数には繋がりません。
再生回数に繋がるのは、サムネ、タイトル、投稿本数。
まずはそこに力を入れるべきですね
https://twitter.com/sarukani_mh4/status/1240149690919903236

それでいいのか?
僕の好きだったインターネットとは違う世界だ。
山奥ニートは言うまでもなく後者だ。前者が多いVtuberの中で、ぽんぽこは後者だから好きなんだと思う。
でもだから何なのか。まとまらない。この話は全部カットした。

というか、もともとこういう構築的な文章は僕の能力を超えている。
山奥ニート本は、1500円取るんだから本っぽくしなきゃと思って、かなり背伸びした。
こう書けば頭良さそう、と思われたいという下心もあった。
このぽんぽこの記事も同じで、途中から「ぽんぽこファンが検索で僕の記事を見つけて、そこから売名になるんじゃないか」と、無意識に思ったんじゃないだろうか。だからちょっといいこと言おうとして失敗してる。
脳内に住む老人に、「おぬしの文章、欲で曇っておる」と言われてしまう。
学がないんだから、単なる記録者に徹するべきだ。



 

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