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お金もコネもコミュ力もなにもないのに、なぜ野外フェスティバルを開催しようとおもったのか

みなさま
はじめまして。
ぼくが2013年から経験してきた野外フェスティバルの作り方を書こうと決意してはや2年です。
遅くなりました笑
これを見て開催するぞ!!って考えてくれていた人がもしいれば本当にごめんなさい。たぶんおらんですよね、よかった。
気を取り直して、記憶を辿ってぼくの歴史を紐解いていきたいと思います。

時は2013年1月。
当時23歳のぼくは体育会系の職場で毎日ぼこぼこに殴られ、蹴られ、あげくのはてには包丁のさきっちょでつんつんされる日々でした笑
今思い返すと笑えるけど当時はめっちゃきつかった笑
そんな毎日をなんとか耐え忍んでいたある朝ふと、
「このままじゃあかんな~なんかしたいな~~。そや!フェスや!」
みたいなノリに一人で高ぶったのをはっきりと覚えています。

その時の預金通帳には80万円ぐらい入ってたはず。

これまたなんでかわからんが、30万円すぐにおろして大阪の野外音楽堂に自転車で行き、半年後の8月25日(前日の24日)をおさえたのだ!
今考えてもナイスな行動力です。
なにするかも、なにができるかもわからなかったけどすぐに契約書書いて、
高校時代の友達がたまたま誕生日だったので

「誕生日プレゼントにええもん見せたるわ」

と言って契約書を見せびらかせに笑
ぼく「これで新しいおもろいことできるで!てつだってや!」

友達「へぇ、行けたらいくわ」

大阪人ならこの返事の意味がわかるはず。
行けたらいく=ほぼいかん
である。

めっちゃショックやったなぁ笑
勝手にショックを受けて家に帰ったとき
「これでなにするんやろ。。。?」
初めてフェスティバルを開催するとはこういうことかもしれません。

その日からなにをすればいいか全くわからないのでひとまず近くのライブハウスの店長さんに会いにいく。
店長さんも今考えると野外イベントなんてしたことなかったやろうからアドバイスのしようがなかったよなぁ、どれぐらいの金額でなにをしようとおもってるん?みたいなことを話した気がする。
あとは仲間探し。
幸い身近なところにデザイナーが居て(今も一緒にやってる)、フライヤーとかポスターを作ってもらうことに。

イベントを開催するにはまず
・場所決め
・日時決め
その後
・なにをするのか?
ぼくの場合はラッキーなことに最初の二つはクリア。
なにをしたいかは、音楽フェスティバルやからライブがいるでしょ!バンドのブッキングや!
ってことで知り合いのバンドマンや、大好きなバンドに片っ端からメールやらお手紙やらを送っていった。もちろんそんな簡単に決まるわけはないけど、、、。
・コンセプト決め
も非常に大事な作業ですね。
当時は、このフェスティバルを絶対成功させたい!それが夢や!と思ってて挑戦する同世代と一緒にがんばろう!みたいなコンセプトでイベント名が

「野音ROCK FESTIVAL~人類みな兄弟~」

に決定した。うん、青臭くていいね!

大事なことは
・場所決め
・日時決め
・コンセプト決め
その次に大変なのが
・仲間集め。
冒頭に紹介した友達筆頭に「フェスってなんやねん?」って友達が多くて仲間集めは難航した。幸いライブキッズといわれる友達がぼくのことをいろんなところに話してくれたりで、ちょっとずつ集まってきた。
でも仕事でも人に指示したことないポンコツな僕でしたからなにをしてほしいんかもわからない笑
そういうときは自主性に任せよう!って今なら思うけど当時は変に気負ってしんどかったようなきがするなぁ。

こんなところで今回は終わります。
大事なことは

・場所決め
・日時決め
・コンセプト決め
・仲間集め

次回はブッキングのことだったり、こっちがなんも知らんからって余分にお金を請求してくる人もおるよ、って話でも書きましょうかね。

それではまた。。。



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