MacOSの消せないフォルダ(エイリアス)を削除する
昨年知人より譲って貰ったMacBook Pro(13-inch, 2016, Two Tunderbilt 3 ports)ですが、昨年末にBig SurにOSをアップデートした直後、OSの不具合からバッテリー交換を二度も行うというトラブルに見舞われ、精神的に疲れ果てて内蔵SSDのファイル整理が出来ずにいましたが、漸く落ち着いてきたのでファイル整理を開始。
ところがその過程で「Previously Relocated Items」というフォルダが「ユーザ>共有」フォルダに幾つかある事を発見。どうやらOSアップデート時に作られる「場所が変更された項目」フォルダと同じものらしい。「場所が変更された項目」フォルダはその度に中身を確認していたけれど、まさかこんなところに10個近くも生成されているとは気付かなかった。。。
中身を確認すると最初に作られたらしいフォルダ以外のファイル名に数字が付けられたモノは大した内容のものも入っていないのでゴミ箱に放り込んで削除。問題は数字の入っていない、タイムスタンプから一番最初に作られたと思われるフォルダ。中を辿るとこちらも重要そうなファイルは入っておらず、最下層にあるのは「X11R6」というエイリアスだけ。エイリアスなら消しても問題なさそうとゴミ箱に放り込んで削除、、、できない(汗)
「”X11R6” はmacOSに使用されているため、変更または削除できません」
ネットで調べたところ、セーフモードなら削除できるとあったので、shiftキーを押しながら再起動してセーフモードで試すけれどダメ。もう一度調べると「Macのシステム整合性保護(SIP)をオフ」にしないと削除できないとの事で、それにはリカバリモードにしないといけないとの事、面倒くさいな(汗)以下手順。
1)電源オフ→オン、または再起動し、すぐに「Command(⌘)」+「R」を押し続ける。プログレスバーが表示されたら手を離す。
2)リカバリーモードで起動したらメニューバーの「ユーティリティ」から「ターミナル」を起動。
3)ターミナルで「csrutil disable↩️」と入力しSIPを無効にする。
4)メニューバーの「」から「再起動」する。
5)普通に起動したら当該ファイルを削除、出来たっ!
6)もう一度リカバリーモードで起動。(手順1)
7)ターミナルを起動。(手順2)
8)ターミナルで「csrutil enable↩️」と入力しSIPを有効にする。(手順3)
9)再起動する。(手順4)
これでようやくスッキリしました(汗)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?