雫
なぜだろうか 自然と流れる雫
心の傷がまだ癒やされてないのか
見るもの全てが羨ましく見える
社会という激流さえ乗りけてきたのに
心の傷がまだ塞がらない
他人の生き様が羨ましく見える
なぜだろうか 瞼の奥の暗闇
見えないものまで見えてしまう
思い出が深海に沈んでいく
社会という大海原で泳ぎ切ったのに
自分の傷も治せなくなってきた
人を好きになれなくなっていく
どこまで行ったらたどり着けるのか
この長い長い線路の果ては
全ては幻想だったのか
目の前にいる人さへも
現実を生きてきたつもりだったのに
いつしかまぼろしと化してしまってる
なぜだろうか
眼頭から溢れる雫
なぜだろうか
塞がぬ傷
貴方という大きな存在に
今のアタシは飲み込まれ溺れている
これから先の明日はあるのだろうか
光さすことは・・・・
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