月灯

今宵の月灯が道を照らしてる
アタシはこの道に
歩いて行けばいい?

側には誰もいない
気まぐれな毎日を過ごし
踏み外すこともなく

目覚めた朝はいつもやってくる
誰に気兼ねなく
このまま何も変わらず

老いていくのかな
鏡を見ながら思うばかり
嫌いな自分を見ながら

好きな相手もいなく
はしゃぐこともなく
協調性もなく

いつも端っこでいたあの頃
アタシの道はこんなもんだと
言い聞かせながら

今夜も月灯に照らされた
帰り道を疲れた体を
引きずって帰るアタシ

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