とある日満員電車内にて...

ガタン...ゴトン...

静かな車内に電車の走る音だけが響いていた。

前にも横にも、職場で疲弊したサラリーマンの男性。

一方自分は、沖縄と函館という間反対の場所を
移動し楽しんだ後の状態。別の意味で疲れていた。

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「グォー、グォー、」

先ほどまでサンドウィッチを食べていた
隣のおじさんがいびきをかきながら眠りだした。

徐々に僕の体にもたれかかってくる。

数分後、完全にもたれかかって眠った。

「ゴンッ」

何度かカバンが落ちる音がした。
爆睡してしまっているらしい。

向かいの中年男性は、デリヘルのページを
見ながらそのまま寝落ちしてしまった。

「皆週末で疲れてるんだな。」

左右に寝落ちしたおじさん。
窮屈ながらもスマホをポケットから取り出し、
ロック画面を開いた。


『22:43 月曜日』


この表記を見て衝撃を受けた。

車内の方の様子を見て週末と思い込んでいたが、
まだ月曜日だったのだ。

このところ自由奔放に旅をしていたので
完全に曜日感覚を失っていた。

「月曜日からこの状態で今週持つのか...?」

と心配になると共にブラック企業時代を思い出した。


まだ数ヶ月前のこと。


僕自身も日曜日以外毎日、
「8時〜24時」という劣悪な環境で働いていた。

毎日のように人格を否定され、
暴力を振るわれ人権がないもののように
こき使われていた。

その上、辞める前の2ヶ月は給料なし。

(この話はまた違う記事で書く)

数ヶ月前の自分はこの電車内のおじさん達と同じ状況だった。
いやそれ以下だったかもしれない。


そこから1年足らず...


今僕は沖縄でワーケーションをしたり、
そこから函館に飛び美しい景色と美味いものを食べる。
そんな自由すぎる生活を送っている。


なぜたった数ヶ月でここまで状況が変わったのか?


その答えは1つ。


『頑張る方向』を切り替えたから。


電車内のおじさんも僕も〝頑張っている〟のは
全く変わらない。ただ、頑張る方向が違うのだ。

それだけで収入や時間の差が生まれている。


資本主義とはそういう社会なのだ。

サラリーマンをいかにこき使い
資本家が儲けるか?そういう仕組み。

歯車でしか頑張る方法を知らないと、
ずーっと奴隷のように扱われる。


ただ、これは社会で働く人に限った話では
ないと思っている。


僕が思うに、

「簡単に楽に稼げる」
「努力せず稼げる」
「集客がいらない」

このような何かに依存していたり、
いつか終わるとわかるような『ノウハウ』を
学んでいる人も電車内の人たちと全く同じ状況だと思っている。


確かに今はスマホ転売やらゼロイチノウハウやらで
現金を持っているかもしれない。


ただ、それが一生使えるか?と聞かれたら
そうではない。


つまり、そういう簡単系で稼ぎ続けるというのは
楽そうに見えて実は至難の技なのだ。

ずっと新たなノウハウを探し求めなければいけない。


ではどうしたら楽になれるのか?


その答えは

『一生使える知識やスキル』

これを身につけることだ。


身につけるまでには確かに時間がかかるかもしれないが、
身につければどこでもその知識やスキルを使って
お金を生み出すことができる。

旅行中だろうと、ベットの上だろうと、
いつでもどこでも可能になる。


これが本当の「楽」というものだと僕は思っている。


短期的な楽なノウハウのようにすぐ廃れることもないし、
お金のように奪われることも価値が落ちることもない。


これらを身につけるということにフォーカスすれば、
今の僕のような生活は1年足らずで手に入れることができる。


今この瞬間に、「すぐ努力せず稼ごう」という考えは捨てよう。
「自分には社会で働くしか無理だ」という諦めも捨てよう。


それらを捨てずにいくと待っているのは、
月曜日から疲弊している地獄のような未来ばかり。


あなたには本当の楽を手に入れて欲しい。
その想いを込めて今日も発信していく。




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