小鼻縮小術の難しさ
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
今回ご紹介するのは、小鼻縮小術のデザインデザインです。って、この前も同じことを書かなかった?と突っ込まれそうですが、前回と少し違う事を書きますので、ご容赦を。
小鼻の左右差を考えて、デザインするという話は、何回も書いていますが、実際に左右差のどこに気を付けているのかというと、写真の中に左右で同じ色で線を引いた部分です。
小鼻のカーブ、厚み、鼻の穴の大きさです。
あとは、頭の中でシュミレーションをして、実際には書いてます。
デザインは、書いてしまえば、ただの線ですが、こんな感じで、悩むので、手術技術と同じくらい大切です。
術後3か月の状態をお見せします。
左右で全く同じか?と聞かれると自信ないのですが、『いい感じに出来た』と自分では勝手に思っています。
患者さんにも形状は満足していますと言われて、調子に乗っていますが、結局は、『患者さんが、どう思うか』という事が何よりも大事なのが、美容外科だと思います。
時々、一番綺麗に見えるように画像を載せている美容外科医を見ますが、綺麗に見せても、綺麗になっていないと何の意味もないと思ったりします。
『腕を磨いて、結果にこだわる』そういう医者になりたい(宮沢賢治のまね)と思っています。
ちなみに、この方の細かい事は、私のコラム『美容外科話』に載せていますので、そちらも是非。
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