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小鼻縮小術ってどんだけ切るの?

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

小鼻縮小術の切り方には、いろいろあるのですが、『4mm以上切ったら失敗するって、他で言われたんですけど』というようなコメントをもらうことも珍しくありません。

何ミリまで切るかというのは、元の大きさによるので、安全域というデザインをミリ数でいう事にも違和感を覚えてしまいます。どこまでが安全かというのは、担当医によって違うので、担当する先生に、根拠も含めてよく聞く必要性があります。

個人的には、『どのくらい切るのか』というよりも『どのように切るのか』ということを大事にしていて、これは、デザインにかなりの部分が出てしまいます。私は、これを『デザイン力』と言って、色々な所でも書いています。前置きが長くなりましたが、私のデザインをお見せしますね。

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ん?案外切ってないの?と思われた方もいると思いますので、定規を一緒に写したものを見せますね。

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4mm以上切ったら、危険という概念からすると、非常に危険なデザインですね。笑。

このデザインで、一番重要なのは『曲線』です。以下の写真に黄色で描きましたが、こんな黄色の線をイメージしながら、デザインを書いています。

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曲線にデザインしても、曲線的に切って、曲線的に縫い合わせる能力がないと、縫合した部分も曲線的に仕上がって来ません。これは、医者の腕によるところだと思います。片側だけ縫い合わせた状態をお見せますので、曲線的に縫い終わっていることをチェックしてみて下さい。

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いつも同じような事ばかりを書いているのですが、同じ名前の手術でも、手術する医者によって別物です。例えるなら、回転ずしのマグロの握りと老舗高級店の職人的なマグロ握り位の差があります。

どのような手術を提供する医者なのか、ご自分でしっかりと吟味することが大事ですね。

手術の詳細については美容外科話にてごしょうかいしております。

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手術の縫合や傷の経過についてはブログにてご紹介しております。


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