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二重の手術で失敗しちゃった!!泣。

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。

私は、他院修正手術を積極的にこなしている少数派の人間なのですが、修正手術だけでも2,000件以上を手術しましたので、術後の経過や患者さんの気持ちにも他医師よりは詳しい気がします。

最近ちょっと困るのが、『修正手術を気楽に適当にやる医者』です。そういう人ほど『口が上手い』ので、患者さんからすると藁にもすがる気持ちで、ついつい手術を受けてしまうようですね。弱っている時に、好きでもない相手に優しくされて惚れてしまう的なノリなのでしょうか。

でも、うまい医者が分からないしという患者さんの気持ちも分かりますので、他院のご紹介しておきます。特に、『二重を元の一重に戻したい』、『広すぎた二重を奥二重にしたい』という方には、当院は向いていませんので、タウン形成クリニックの上先生、石原先生をお勧めしておきます。個人的に非常にお付き合いがあるわけではない(もちろん、直接お会いして話したことはあります)のですが、非常にグレードの高い術式を行っていらっしゃいますので、診察を受ける価値はあると思います。

さて、今回修正した方のお話に戻しますが、この方がどういうお悩みでいらして、私が、どのような手術をしたのかは、私のコラム『美容外科話』を参照していただくことにして、術後の傷経過についてご紹介しておきます。

まず、手術終了直後の状態です。

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いかにも術後って感じですね。修正手術の場合は、傷の血流が良くないのが一般的なので、手術をした1週間後に抜糸します。抜糸直後の状態を見せますね。

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傷が、溝みたいで気になるかもですが、修正の方は一度他院で受けられているので、このような状況にびっくりする方は、ほとんどいません。この状態から1ヶ月経過すると下の写真のようになります。

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まだ、何となく傷が硬そうですね。この術後経過の遅さが修正手術の特徴でもあります。ぐっと我慢して頂く必要があるかと思います。次に3ヶ月経過した状態をお見せします。

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ここまでくると、かなり落ち着いた感がありますが、この後も変化を続けます。更に術後6ヶ月が経過した状態は、先述した『美容外科話』にありますので、興味があればそちらをご覧下さい。

いつも同じことばかり書いているので、私の文章には新鮮味がないのですが、毎回違う方を紹介してますので、色々な方の経過を見てイメージを作って欲しいと思います。

しつこいですけど、安請け合いする医者には注意が必要です。その医者が担当した患者さんの写真を最低5つは見ないと危険だと思いますので、即決しないことをお勧めします。もちろん、私のクリニックでも即決する必要はないですよ。

ブログでは手術後の腫れについてご紹介しております。




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