小鼻縮小術のデザイン。左右差のある場合。
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
小鼻縮小術のデザインについては、時々書いてますが、左右差を少なくするというのが目標の時も、左右で違うデザインを書きます。
そんなの当たり前だろ！と言われそうですが、そう、当たり前です。
この当たり前をやらない医者がいるのも驚きですが、現実です。
なんで、そんなことになっているのかって？？それは、手術書に定規で測って何ミリで切りなさいと書いてあるからなんです。
お医者さん（私もその一人ですけど）は、まじめで勉強家の人が多い（私は、これとはちょっと違う気が）ので、教科書とか手術書に書いてあると、『忠実に守りたくなる』という習性があります。
なので、先人が適当なことを書いたりすると、ずっとそれが行われてしまったりするんですね。
個人的には、書物にあるデザインが好きでなくて（綺麗になったと思えない）、私なりのデザインをしています。
じゃあ、他の医者は間違っているの？と言われてしまいそうですが、これはあくまで『私の好み』なので、何が正しいとかでなくて、『自分が気に入った医者』を見つけることが非常に大事です。
よく、食べ物屋だと、『あそこ美味しいよね』という話題が出ても、『私は好きじゃないな』と思うことがありますよね。
そうなんです。手術もこれと同じで美味くない（上手くない）と思ったところには行かない方が良いと思います。
私の手術の好き嫌いは、私の症例写真から判断してもらう事として、この方のデザインだけお見せしておきますね。
もちろん、左右で違うデザインをしていますよ。（笑）
この方の変化や仕上がりが気になる方は、私のコラム『美容外科話』に書きましたので、そちらを是非ご覧下さい。