二重の埋没糸ってどんな感じですか??
まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
よく、上記の質問を受けます。どんな感じで瞼に埋まっていたかを知りたい方は、私のコラム『美容外科話』を見て頂くと、写真入りでご紹介していますのでそちらを見て頂きたいのですが、どんな糸なのかを見たい方のために、摘出した糸をお見せします。
美容外科話NO.426二重手術で、目をはっきりさせる!!眼瞼下垂手術の技法を使う??
この矢印が何か分かりますか?これは、『埋没糸の劣化』です。糸によって、この劣化程度は違うとメーカー方々はおっしゃりますが、なかなか人の体に有ったものを比較できないので、個人的には、そうなのかな?とちょっと思ったりもします。
このように色も抜けていると、探すのが容易ではないです。色々な所を掘らないといけないので、術後に『結構腫れる』ということにもなります。
じゃあ、ほっとけば?とも思われるかもしれないのですが、この糸があると組織を引き込んで“二重を作ってしまう”ということが起こり、私が作った二重と合わせて二重が2本になってしまうという事態も想定されます。
こちらの方の手術後の腫れについては、こちらのブログをご覧下さい。
可能な限り埋没糸は取るようにしていますが、組織を引き込んでいなくて、色が抜けてしまって探せないときは、『放置』したりもしています。
この糸を取る取らないにも、担当医の考え方がありますし、糸を取れる能力があるかも医者によって違います。こうしたことも含めて、『担当医選び』をして頂きたいですね。
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