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鼻尖形成術(団子鼻手術)の固定

まず、このお話にご協力いただいたモニターの方に、この場をお借りして深謝いたします。
今回は、鼻尖形成術後の固定についてご説明したいと思います。

術後の固定の方法は、手術と同じくらい担当医の『好み』や『考え方』が出ます。鼻尖形成術の固定は、テープでぐるぐる巻きにして、その上からギブス固定が一般的でした。この『大げさな感じ』が好きでなくて、テープ固定だけで、何とかならないものか?と考えてました。
これに対して、私の結論が『内固定』、つまり、軟骨自体を固定してしまって、外側からがっつり固定しなくても良い!というものでした。
とはいえ、テープ固定が無しというのは、非常に腫れてしまいますので、テープ固定だけはしっかりと貼ります。写真でお見せしますね。


これで、夜間は、寝相が悪い人用にギブスを『プロテクター』目的で使ってもらってました。なんだか身軽で良い方法だなと自己満足に浸っていたのですが、最近薄いギブスを見つけたので、このテープの上に載せて固定するようにしています。

じゃあ、身軽でないじゃん!!と言われそうなのですが、ギブスを使った方が腫れが少なくて、うっかりぶつけた時の形状変形の心配もなくて。

何が一番かと思うかは、その時によって変動してしまいます。すいません。
なるべく患者さんにとって一番良いような方法でやっているつもりですので、暖かく見守ってもらえると嬉しいです。

こちらの方の詳しい症例は美容外科話を御覧下さい。

ブログも是非ご覧下さい。
https://ameblo.jp/dr-y-yamamoto/entry-12812304084.html


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