見出し画像

きっと

きっと、叶わないのならそこに意味は無いのだろう。そう考えてしまうのは合理を求めたヒトの視野。

人であるのならば、そこに見ゆは過程。あるいは経験とでも言えるだろう。だが人類史を一望し、繰り返されてきた過程、経験。そのどれかがワタシに影響を及ぼしただろうか。

叶わなかった経験も過程も悉くが無に帰し、何も得られない、冷たいヒトである自分がどこかにいて。

きっと未来は報われない。
ヒトはきっとそのさなかには意味を見いだせない。

ならせめて、「きっと」を迎えるその時、私はヒトではなく人でありたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?