大切な友達の話

僕は人間関係を築くことも、継続させることも本当に苦手。

3年以上の深い付き合いがある人で今でも定期的にというか、連絡しようと思った時に気軽に取れる人なんて高校時代のバンドメンバー(元スロイドノードのギター、今なんか難しい名前になってる)とお世話になってる音楽業界の先輩2人くらい。

これは本当に僕が悪いのだが、人との距離感を掴むのも会話を継続させるのも苦手で、どう付き合っていけばいいかが分からなくなる。

例えばLINEをくれたとしても最初の数ターンは会話できるけど5ラリーくらいしたらなんかどう終わらせたらいいか分からなくて放置しちゃって、返信しなきゃしなきゃって苦しんで、それでも返信できなくて、それでそのまま縁が切れる、みたいな感じになってしまう。

情けない限り。本当になおさなければいけない部分だと思う。これが出来なくて仕事でもプライベートでもずっと失敗ばかりしている。

このせいで、あの人にまた会いたいと思っても僕が一方的に連絡を返せなかったせいでなんか気まずくて声をかけられない人が沢山いる。

そんな中で、どうしても会いたくても会えない友達がいる。

中高一貫校に通っていて、そこで6年間陸上部で走っていた。同期の男は2人だけでそこのもう1人の奴。

卒業してから2年間くらいは連絡を取りあっていたんだけどいつからか連絡が取れなくなってしまった。それまでも僕以外の同級生とは連絡が取れなかったみたいなんだけど、ついに僕とも連絡が取れなくなってしまって、今彼が生きてるかどうかを知る術はLINEのプロフィールが更新されましたの通知のみになってしまった。

彼が、僕に全てを教えてくれた。

彼は音楽の趣味が変わっていたし、何より早かった。中一の頃から周りがまだ誰も聴いていなかった音楽を聴いていたし、それを僕に教えてくれた。

RADWIMPSを学年に広めたのも彼。僕にはずっと良さを力説していたけど当時僕は音楽に興味が1ミリもなかったので聞き流していたけれど。

彼の趣味で中一の頃に作った部活動PR動画のオープニングはヘイスミのEndless Sorrowだったくらいに、なんか本当に早かったし意思が強かった奴だった。

初めてのディズニーランドは彼と2人でだったし、富士急も行ったし、なんというか6年間常に一緒にいた。

僕が音楽を好きになってからはたくさんの音楽を教えてくれた。バンドを始めるきっかけになったヤバTを教えてくれたのも彼。全ては思い出せないけれど、多分今聴いている音楽や昔好きだった音楽の半分くらいは彼の影響だと思う。

僕が初めてライブした時にも来てくれた。地獄みたいなライブだったと思うんだけど、すごく喜んでくれて。やっとステージ立てたなあって。「早くバンドやれよー」がその頃の彼の口癖になるくらいに応援してくれていた。

そんな彼と今連絡が取れない。どこで何をしているのかも分からない。生きていることだけは分かる。

ミルクリスピーを始めたことは報告出来たのかな。それからのことも沢山話したいんだよ。メンバーが出来たこと、そのメンバーがすぐ辞めたこと。後輩と自分のバンドをコピバンするとかいう変なことやったこと。そのステージが地獄みたいにスベったこと。1度はあんなに好きだったステージに立つことを辞めようとした事。

ヘイスミの猪狩さんのYouTubeに出させて貰った時は本当に彼に報告したかった。12歳の時に教えてくれた人と同じ画面にいるよ！って。教えてくれてありがとうって。

彼への思いなんか書いたら永遠に書けてしまう。それくらい大切で、大好きで、僕を作り上げてくれた人だ。

もしも、また1度でいいから、話ができるなら、声が枯れるまで話し続けたいと思うし、いやもうなんでもいいんだけど、また会いたいよ。

また小田急相模原で降りて町田家行こうよ。店主に怯えながらスモジ行こうよ。バーガーキング行こうよ。安安の焼肉、あの頃ほど美味く感じないだろうけどまた行こうよ。もうお互い酒飲めるようになったし酒でも飲もうよ。また変な音楽教えてくれよ。今度はどこの国の民族音楽にハマってるのか楽しみだよ。

あーだめだこれ打ち込んでたら涙出てきた。

友達は、大切にしたい。今年は、僕のせいで縁を切ってしまう人をなくしたい。

文章読み返したらめちゃくちゃ話題が行ったり来たりしててやだね。

僕の情けない話と、僕の大切な友達の話でした。

おーい！もしこれ読むことあったらさ！連絡くれよなー！僕はまた日記みたいにお前に定期的にLINE送るからなー！いつか既読ついたら泣くと思うからその時は電話かけてくれよなー！1人で泣くのやだから！じゃーねー！！！