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Kungsleden Day2

Kebnekaise - Singi

2日目の朝、小雨。
予報ではずっと小雨。その日、翌日の予報はhutで確認出来ます。
山の天気予報なんてあてにならないけどね。300m先に行けば晴れるかもよ。
You'll see. We'll see.
日本語に訳し難いけど、話すたびにみんなで言ってました。

今日の行程はSingiまで、14km、4−6時間の予定。
小雨のうちにテントを畳んで、ゆっくり歩き出そうとすると昨日Kebnekaiseに登ろうかと言っていたお兄さんとすれ違う。
「頂上は無理そうだけど、ハイキングコース程度に進んでみるよ。」
とのこと。頑張ってね。そっちもね。

Kebnakaise山頂はガスガス
向こうのほうが晴れてきている
Kungsledenは橋が多い

歩き勧めていくと少しづつ晴れ間が。
ほらね、天気予報はそこまであてにならない。今日はいい意味で。
道は段々と広大さが増してきて、これがKungsledenか、、、などと思って感動していたのですが、この夜地図を再確認すると今日歩いたセクションはまだKungsledenではなかった(笑)
充分に美しい道でした。

もちろんNikkaluoktaからKebnekaiseのセクションも美しかったのですが、このセクションから景色が本当に美しく、完全にゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの世界。
祠チャレンジみたいなでかい岩場、コログが出てきそうなプレート、妖精の湖。わかる人と歩きたーーーーーい!!!
妹とよくプレイしていたのですが、妹も登山好きで歩くの好きなので本当に一緒に歩きたかった。これはきっとまた来るな。
戦わうずに平和な村だけを渡り歩くリンク。


赤いバッテンマークは冬のスノーモービルの目標。
ここから違うダンジョンですみたいなマークに見える。
ここで焚き火してキノコと魔獣のカケラ混ぜてポーション作れそう。作ったのはオートミール。


などなど、やはり邪念ばかりで歩くトレイル。
あっとういまにSingiに到着。Kebnekaiseを出発する時近くにテントを張っていたスウェーデンカップルもSingiへ来て、1泊した後に私とは反対に南下していくからきっとまたSingiで会うね。と話していたのですが、結局彼らの姿を見ることはありませんでした。
天候もいまいちだったし、どこかで野営にしたのかな。無事に進めていることを願います。

Singiはこぢんまりしていて可愛い。

ちなみに、昨日の船員さんに聞いた日本人カップルは今朝Singiを出発したとのこと。Singiに泊まっていたKreanのお姉さんが教えてくれました。
私より1セクションずつは早く進んでいそうな印象。エンカウントはなさそうだなと思いましたが、やはり最後まで会うことはありませんでした。
トレイルで日本人に会うのも少し楽しみにしていたのですが、結局私自身がトレイル上で日本人に会うことはありませんでした。
教えてくれたKoreanの彼女はドイツに住んでいて、私はフィンランドに住んでいて、ここに来るアジア人はそういう人が多いよねという話で少し立ち話。そうね、アジアからここは少し遠いわ。

そんな自国から遠い地で本日もテントを張るのでした。

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