ぼくとカメラと記憶と記録#5 thinkTANKphoto カメラスリングバッグ ターンスタイル10 V2.0 のこと
こんにちは。やまもです。月1回季節のこと、カメラ、写真のこと、私の住む金沢市のことなどなど、雑多なことをゆったりと書いていく「ぼくとカメラと記憶と記録」の第5回は、シンクタンクフォトのカメラバッグについて書いていきます。
thinkTANKphoto カメラスリングバッグ ターンスタイル10 V2.0
このカメラバッグはシンクタンクフォトものです。シンクタンクフォトの他のカメラバッグとは違い、カジュアルで一見カメラバッグに見えないところが特徴です。
形は涙滴形に近く、ナイロン系の生地で作られクッション性もあります。耐久性もありそうで一般的な使用では安心して使えるものとなっています。
ファスナーは開け閉めしやすいですが、止水ファスナーではありません。生地の防水性はそれほど高くないと思われますが、小雨程度なら問題ないですし、レインカバーも付属しています。
メインの荷室は小ぶりなフルサイズミラーレスとレンズ1〜2本程度の容量です。z5にz24-200mm(フードは逆向き)をつけたまま横に収納して、その他にz50mmf1.8sが入って若干余裕があります。
ただ、上部に向かって形が絞られているため、入れ方を工夫しないと収納するものが限られ、出し入れも少ししにくいです。
仕切りは4枚あり、細かく区切ることもできますが、サイズ的には2枚を使って3つに仕切るのが丁度いいと思いました。またメインの荷室の奥側に薄手のものを入れることができます。
メインの荷室の他に、前面に小物が入るポケットと背中側にタブレット端末などを入れるポケットがあります。
前面のポケットはあまり膨らまず容積が少ないので、嵩張る物は入りません。予備バッテリーやレンズペン、薄手の財布などを入れるくらいかと。
背中側のポケットも小さなタブレット端末くらいしか入らないので、わたしはiPhoneを入れていました。
肩掛けベルトは面積の広いパットもあり、長時間でも痛くなりにくいと思います。しかし、左肩にしか掛けれないので、右肩に掛けるクセのある私には少し使いにくいものです。
ウェストベルトもありますが、肩掛けベルトで充分であまり使う機会はないと思います。ウェストベルトは取り外しできませんが、収納するポケットはあります。
背面は通気性がそれほど良くないので夏場は結構蒸れます。
中からカメラを取り出すときに、背中から体の前にバッグを回して使うのですが、慣れるとその体制でレンズ交換もできます。
このバッグを使ってみた感想
このバッグはカジュアルな見た目ながら、シンクタンクフォトらしく本格的な仕様となっています。
比較的軽い装備を入れるのに適したバッグなので、APS-C機や小型のフルサイズ機と短いレンズやクリップオンストロボなどを入れると、ちょうどいい感じです。
ベルトのパットも大きく左肩全体で支える形なので疲れにくいと思います。スナップや撮影メインではない旅行などに向いたバッグだと思います。
ただし、涙滴形なので容積の割に入れるものを選ぶバッグです。
また、その形状と開口部が少し開きにくいため、カメラとレンズの組み合わせによっては取り出しにくいこともあります。さらにメインの荷室以外はあまり物が入れられないので、持ち物が少ない方はいいのですが、私のように持ち物が多いとちょっと厳しいです。
物が多い人は、ターンスタイル20を選ぶといいでしょう。
あと、右肩に掛けるのがいい人はこのバッグを選ぶべきではないでしょう。
少々価格が高めで使う人を少し選ぶバッグですが、シンクタンクフォトらしくしっかりとした出来のバッグなので、見た目が気に入ったら使ってみてはいかがでしょうか。
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