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#018 🎬死ぬまでに見ておきたい映画 『ローマの休日』

かつて映画好き少女だった。800本近く観ているようだが、実は"映画好きなら勿論観てるでしょ"という名作を殆ど観ていない。

「ローマの休日」も観ていない作品の一つ。

それでよく映画好きなんて言えたものだ、と長年後ろめたい気がしていたし、いつか観なきゃ、と思っていた。

観るならオンラインではなく、映画館でと決めていた。仕事でお世話になった方が「ローマの休日」は映画館で観た方が良いよ、と仰っていたから。

午前10時の映画祭 で「ローマの休日」がかかることを知ったのが今年の春。地元の映画館では8月が上映期間で、ずっと楽しみにしてきた。

ようやく今日観ることができた。
素晴らしかった。有名なシーンもさることながら、アン王女がローマを満喫するのが実際はほんの数時間と言うのが今回初めてわかった。作品の時間にしたら約3,40分。
数時間の出来事が、一生の思い出になる。
過去観てきた映画でもこういう設定あったけど、この作品が大元だったのかもね、、と。

きっとまたいつか、観たくなる作品だなと思えた。
一緒に観に行った母はテレビ放送で何度か観ていたらしいが、今日また観られて面白かったと言っていた。

すごく上品な甘さのアイスクリームのような作品。
ふわっと魅了して爽やかに消え去り、ほんのり余韻を残す。

王女が去った後しばし名残惜しそうに宮殿会場に佇み、やがて歩き出すグレゴリーペックにThe ENDマーク、の終わり方も好き。

冒頭写真はサンタンジェロ城。2014年7月に旅行でローマに行った時の写真。このときも美しさに感激していたけど、「ローマの休日」観ていたらもっと歓喜していたかも。勿体無い気もするが、今復習しているということにしておこう。

もちろんここも行きました「真実の口」

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