国債発行について

財務省は2003年「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」といい、2021年には矢野事務次官「将来必ず、財政が破綻するか、大きな負担が国民にのしかかってきます」と矛盾していることを言う。
麻生太郎は「日本の政府は日本円なんだから、自分でお金を刷って返せば良いんですよ」
安倍晋三は「借金を全部背負っているのは日本銀行だ。日本銀行は国の子会社。5割は政府が株を持っているから、連結決算上は債務ではないという考え方も成立する」
ならどうして、消費税をアップしたり、税、保険で給料から5割近くが控除され国民が苦しい生活を送るのか。
麻生太郎と安倍晋三は普段から出まかせを言い、責任を取ったためしがないため論外とする。
山本太郎は「国債発行(通貨発行)により、初年度200兆円規模、翌年から100兆円規模の大胆な支出を行っても、財政破綻などは起きません」
山本太郎の政策は殆ど共感するが、財源問題については疑問点があるので取り上げた。これからの政治家として注目して期待してるので特に言及した。

財政破綻などは起きないと断言されてるけど、過去に経済専門家20人のレポートをnoteに「財政破綻について、各有識者の見方」として4回にわたって連載した。専門家の内訳は財政不安派11、積極財政派7人、どちらでもない2人。専門家の間で意見が割れ、経済の動向は誰も予測不能。経済の下落は急激に起きる、リーマンショックの時、私の自営業の売上は半分に落ち込んだ。
山本太郎は財政破綻は起きないと断定しているが、起きた時どのように責任を取るのか、一人責任を取っても、国民の大多数が打撃を受け、責任を取り切れない。
現在、国の借金1220兆6368億円。これがインフレ3%〜5%にならなければ、借金1000京円でも許されるのか。これだけバラまいたら円安が止まらないと思う。
公的機関発表の家計と企業、及び、国の金融資産は、借金を差し引いても2410兆円ある。国債を発行しなくても、ある所からまずは税金の形で協力して貰えば良いと思う。
日本は富裕層1割が総資産の6割を保有しており、金の使い道がなくて宇宙旅行に費やしている人もいる。
国債を発行し続けて、結果がどうなるか誰にも予測不能な実験をやるよりも、富裕層から税金の形で協力して貰い経済運営する方が健全と考える。

以上

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