2021/4/16日 衆院財務金融委員会 前原誠司議員質疑一部文字起こし

衆院ビデオライブラリより、

前原:麻生大臣にご質問したいと思いますけど、飲んでもなんのこともないそうですという発言をされて、中国外務省の副報道書記長が飲めるというなら飲んで欲しいという発言をされたと伺っています。私は日本の政治家として中国の発言は肩入れをする積りはまったくありません、しかし、IAEAなどの客観的検査とか、或いは、エビデンスに基づいたトリチウムについては指定基準の1/4、WHOの飲料水基準の1/7まで希釈するということですよね。

だったら飲めるということ、工業廃水ですから処理はしないといけないけど、お腹壊さないように、そういう意味においては麻生大臣ご自身なのか、私は政府のしかるべき方がやっぱり証明してですね、飲める水準のものを我々は放出するんだということを示すということも大事なことだと思いますがご発言をされた大臣として如何ですか。

麻生大臣:前原先生のご意見ですけども、私は前回の発言というのはアルプス処理水の話ですけどもWHOが定める飲料水の水質ガイドラインの1/7まで希釈して処分するわけだから、飲めるんじゃないですかということを申し上げた話で、太平洋がお前らの下水道じゃないとか何とか言ってる国がありますけども、じゃ太平洋はあんたらの下水道かと、みんなの海じゃないかとなる話になるんじゃないか思うんですけれども、あの是非、こういった話で,
私どもの申し上げていることはそれだけきちんとしたことをやっとるんだということを申し上げたくてああいう発言をしたという経緯です。

前原:福島の方々が反対をされているというのは、政府の言っていることについて本当にちゃんとやられるのかということ、だから気持ちの面でも安心と安全は違うじゃないですか、だからそのそういう意味においては、そういった基準だと言うだけでなくて、何か積極的にね政府が具体例を示してやることは私、必要だという風に思いますんで、一般論を言っただけだということじゃなくて、私が与党にいたらおそらく飲みますね、飲んで証明するということを私はどなたかやられるべきだと思います。麻生大臣にということではないけれど、しかるべき方に私はそういうことをね、安心と安全は違うんだということを示すためにも行って頂きたいと申し上げて質問を終わります。

以上

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