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毎日食べるものは、別にフォトジェニックじゃなくていいよね、というレシピ

「料理できる?」って聞かれると、結構困る。というのも、普段作っている料理は人様にお見せしたりお出ししたりできるようなものでなく、しかし、家で台所に立つことが皆無というわけでもない。「できる」と答えてしまうと、「何作ってる?」と聞かれてしまう。恐怖だ。

ひとりの時は週2~3回のペースで自分で作ったものを食べていたはずだが、この質問に答えたくないがために「外食や買ってきたものを食べることが多い」って言っていた。結婚してからは、「主に夫が料理してます」とか「夫のほうができます」とか答えられるようになったので、少し困り感が減ったかな。

今日は、ひとりでごはんを作ってひとりで食べた。そしてこうやってブラウジングしたりしてのんびり過ごしている。

買い物に行ったら、立派なセロリが安く売られていて、「あ、ミネストローネ食べたい」と思った。考えてみればここのところ外食続きで、年末から少々お金を使いすぎていたので(Nintendo Switch購入したり、スキー行ってみたり)、まあたまには料理しないとね、って。

おなかがすいたタイミングで台所に立つ。

サニーレタスをちぎる。ひとつの食材、とくに生野菜を延々食べるってけっこうしんどいので、豆苗を少しだけ切って載せて、ビネガーとドレッシングをかける。皿の上が真緑だが気にしない。これで一品。

にんにくは適当にスライス状に。玉ねぎを半玉、千切りにする。厚切りベーコンを1cm幅に。赤パプリカを半分、乱切りに。セロリは葉の部分と茎の部分を分けて、茎の部分は1cm幅に。で、これらをオリーブオイルで炒める。焦げ目がついてきたらお水を入れて(今回300ml入れたけどちょっと入れすぎだった気がする)、沸騰したらコンソメを入れる。量?適当適当(適当じゃわかんないよ!教えてよ!って人はコンソメの容器に目安書いてます)。ここからトマトを刻んで、入れる頃には全体にコンソメスープが浸みて、くたっとしてきている。で、更にピーマンを刻んで入れる。ブロッコリーも入れたかったけど、これ以上モノを入れると入る皿がない。ピーマンが食べられる柔らかさになったら丼に移す。これでミネストローネっぽいもの。あらびきこしょうやチーズを振るとおいしいけど、今日は忘れてた。

鶏肉を一口大に切る。アルミホイルを2枚重ねて、端をまとめてお皿を作る。そのお皿に鶏肉を載せて、マジックソルトと胡椒とレモン汁をかけて、オーブントースターで15分。

で、ここまで作ってなんだか作りすぎだな、こんなにあったらお米食べられないな、と思った。しかし、この量、なんだか既視感がある。・・・そうか、2人前だこれ。twitterでよく話題になる、「料理初心者が何も考えずに料理を作ると2人前になって、そしてデブはそれを1人で1回で食う」ってアレだ。じゃあ、やっぱお米いらないや。夜中おなかすいちゃったらそのとき食べよう。

ひとりで食べる食事って、こんなもんだよね。いや、私が雑すぎるのかな。

ヘッダー画像は『GIRLY DROP』http://girlydrop.com/ さんより。

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