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海まち暮らし スパイスごはん

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小さな海まちの古民家に暮らし始めて3年半。海まち暮らし、古民家の生活、大好きなスパイス料理、スパイスを使ったごはんのことを綴ります。たまにすごく簡単なスパイス料理のレシピも公開。…
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#海まち

私の密かな楽しみの●∧●

■ふふふのことふふふ 最近、私には密かな楽しみがある。 ふふふ 朝ごはんを食べているとき 本を読んでいるとき 映画を観ているとき 仕事をしているとき 私の横にはいつもこれがある。 ●∧● 記号化してみました。 そう、双眼鏡。 これで、鳥を眺めるのが楽しみなのです。 鳥がお庭の木にとまると、すかさずこれで観察します。 もともとお庭にはたくさんの鳥がやってきていましたが、バードフィーダーを木に吊るしてから、さらにたくさんの鳥がやって来ます。 シジュウカラ、ヤ

猫も木に登る、ニャ。

■タケノコのお礼今日も空が青い。 気持ちいい。 GW。 でも自粛でお家にいますもちろん。 まずは昨日のお礼をさせてください。 嬉しいことに、昨日アップした記事「タケノコの宇宙。再び。」をnote編集部さんのおすすめ記事にピックアップしていただき、たくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。 ご近所さんにいただいたタケノコがあまりにも美しくて、その魅力は宇宙のようだと興奮しながらシャッターを切ったその熱量がいつもより強く放たれて、それをみんながキャッチしてく

タケノコの宇宙。カメラの必要。

先週のこと。 ご近所さんにお庭のタケノコを一本いただいた。 それは驚くほど甘くて柔らかくて美味しくて。 人生で一番甘いタケノコだったとお伝えしたら、嬉しいことにさらに二本いただいた。 ありがとうございます。本当に嬉しいです。 いやほんとあまりにも美味しいタケノコだなあと眺める。 新鮮なタケノコはイキがいいなあ。 皮もまだ潤っているし着いている土もまだ半渇き。 タケノコの皮ってうぶ毛みたいなのが生えているんだな あれこのニョロニョロみたいなのはなんだろう この凹凸の

写真の力

昨日は朝方からとても強い雨が降っていた。 80年の古民家に住んでいるので、窓の気密性はないようなもの。 隙間から雨が入ってくるので、しょうがないねと木製の雨戸を閉めて日中を過ごしていた。 木製の雨戸は4cmくらいあって重くて頑丈で、それを閉めるとしっかりと守られている気持ちになる。と同時に、昼間でも真夜中のような暗さになる。 まるで台風の時みたいだねと暗がりの中仕事をしたりドラマを見たり。 夕方、雨戸を開けて外を見る。 さっきちょっと止んだ雨がまた降っている。サラサラと。

アイスと女性とエンゼルフィッシュ

海に向かって歩いていて、ふと抜ける風の先に海が見える瞬間が好きだ。 いつもの景色だけれど、やっぱり心がクイッと上向きになる。 右を向いている女性 左に泳いでいくエンゼルフィッシュ コーンの上のアイス なんてにやにやしながら一人ガードをくぐって海に抜けていく。 カメラがあれば夢だらけ だなやっぱり、と近所の道で思うある朝の運動のこと。 オフィシャルホームページを久しぶりにリニューアルしました。

応援すること応援されること。お昼ごはんの時間です。

私の住む西湘のエリアも例に漏れず、コロナウィルス対策で店内の営業を辞めてお弁当に切り替えた飲食店さんが多い。 このあたりで絶大な人気を誇るフリーペーパー「海の近く」さんのfacebookページで、美味しそうなお弁当情報がバンバン流れてくる。 愛読者としては、編集者のみなさんの美味しいご飯にかける情熱と、地元を応援したいという愛の強さがいやもうバリバリと伝わってきて、その気持ちを受け取らずにはいられない。 美味しいごはんを食べて応援できるならばと、我が家もぽちぽちと参戦し

あの日のアラ

あの日のアラ。 魚屋さんからいただいた天然真鯛のアラ。 ちょっと焼いて。 ネギとショウガと一緒にトロトロ煮て。 スパイスもちょっぴり加えて。 温かくして。 麺は大好きな稲庭うどん。 とても美味しくいただきました。 鯛の身から骨から出る出汁が奥深く濃厚なうま味に。 出汁をとった真鯛も骨だけになるまでしっかり最後まで。 出汁を出し尽くしたそれでさえふっくらと美味しくて、天然真鯛の底力を感じたのです。 やっぱりこれがすごく美味しいと思うのは大将の顔が浮かぶからなん

海と あったかい のこと

ずっと家の中にいるので、ちょっと運動。 朝の海へ。 歩いたことのないごく細の道を発見して通ってみたり 誰かのお家の垣根のところに咲いているお花をたまに撮ったり 海。 背伸びする。 深呼吸する。 波を見る。 寄っては返す波を見る。 ああなんだかそれでだけで体の中のいろいろがトロトロと溶けて流れて透明になれていく気がする。 それは見えないけれど見えたらいいのになあ透明が見えたらなあと思いながら波を見る。 でも強く思うのは今はそんな海という自然が近くにあることが

のびるープ

のびるをいただいた。 名前は聞いたことがあるし、多分食べたこともあるけれど、料理をしたことはない。 見た目は、小さなラッキョウ。 根元から延びる緑の葉は長くて真っ直ぐ。 例えるならば、浅野温子みたいなワンレンヘアー。 かなり古い例えしか思いつかず、すみません。。。 クレソンとセリもいただきました。 美味しそうなのびるをたまらずガブリとかじってみる。 ツーンと刺激臭。 やっぱりラッキョウだ。 何の料理にしようかなと考えたけれど、おススメいただいた卵とじにしてみた

今日はお休みの日と決めること

今日は、お休みの日。 そう決めた日の朝は、好きな本を集めて出してみる。 このあたりが、大好きな本。 日本の本だったり、海外で一目惚れした絵本だったり。 一人で、そっと開いて読む本。 この時間は、携帯電話は遠くに置くと決めている。 情報が、 ぶんぶんと、 やいやいと、 流れていく時間の中で、 ここは静か。 とてもとても静かな時間です。 私の心の解放区。 さて。次は、インドの本を読もう。

おうちでかんたんスパイスごはん『クミンが香る*キャベツと釜揚げシラスの春風炒め。レモンをキュッ。』

■春キャベツの季節私はお買い物に行くのが好き。 洋服を買いに百貨店へ。 も、たまにはいいけれど、もっぱら近くのスーパーへ。 が私の小さな冒険の時間。 だって、今日は美味しいどんな食材に出会えるんだろうとワクワクがとまらないから。 毎回、スーパーの中であっちにこっちにぐるぐると旅をしてしまう。 青空の下に悠々と連なる丹沢の山を横目に見ながらハンドルを握り、いつものスーパーへ。 この道が好きだ。山を眺めていると、心がスカッとする。 今日は何を買おうかなあと眺めていると、

見上げる。春

■ひっそりとそこに春が満ちてきた。 お庭の草木たちの勢いがぐんと強くなった。 あれ、昨日よりちょっと大きくなったねえアスパラさん。 あら、本葉が生えてきたねカモミールちゃん。 ああ、さらにぷっくらしてきたね小梅さん。 そんなことを思いながら水やりとしているのが楽しい。 日々の成長が愛おしく思える。 昨日の夕方、お庭の草木にお水をやっているときに、ふと上を見上げた。 高いところに、白くて小さな花がたくさん咲いていた。 ハナミズキ ひっそりと あえて見ないと気付かな

香る部屋。その窓辺。

■ある春の日少し前のこと。 車でちょっと行った町に美味しいパン屋さんがある。 海を見ながらドライブしてちょっと高台に行ったそのあたり。 パンも美味しいけれど、そこに行くまでの道のりも好きだ。 ドライブしている道中からもう美味しいと感じる。 でも、そこに行きたいのはパンを買いに行くことだけじゃなくて、もう一つの目的がある。 お店の軒先にはいつも、柑橘類が無人販売で置いてあるのだ。 その柑橘類は無農薬でとても美味しくて、いつもその果物を半分目当てに私は車を走らせる。 ぶうう

元気ですか?明日は何を作ろう 。

note3日目。 昼食を食べて、パソコンの前に座る。 今日は note に何を書こうかと、この時間を楽しみにしている自分がいる。 文章を書く、 ということは、自分の頭の中にある想いを言語化して形にするということ。 そのアウトプットという行為が、今のこの不安定な世界情勢の中、私にとってはちょっとした精神安定剤なのかも知れない。 最近の仕事はほぼキャンセルになったけれど、 家を掃除したり、 ご飯を3食作ったり、 買い物に行ったり、 家で出来る仕事をしたり、 運動したり、