見出し画像

続 クタイシ沈没。

十二月一日に入ったばかりの夜。トビリシに撃ち負かされ、クタイシに癒しを求め逃げ出してきたものの、時間を消費する為だけに息をする様な日々に、鬱になりそうです。 寂しさは、そこまで大きくない。すぐにさみしさで潰れそうになると思ったけど、通り越したのか、淋しくない。
あるのはやっぱり将来の不安。何がこの日々の先に待っているのか。想像に容易いつまらない日々になるのは明確。地元の奴らでさえ、暇そうにしているこの街に何かある訳、、、ないのだろう。
人も良いし、街を変えたいといった想いも伝わる。でも結局、それにも時間がかかる。この街に残っているのは老人達と地元が好きなヤンキー。それに加えて、マフィアもいるとなれば、すぐには状況は変わらないのだろう。

もうすぐ雪が降りそうだ。寒い。トビリシの方が寒いと皆は言う。でも結局どこに居ても寒い。ストーブの前で固まるか、酒を煽るか。
別に何も無い。もう抜け出す予定。トビリシに帰り、結局落ちるのだろう。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?