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エッセイやまま

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エッセイとして投稿した記事をまとめました。35歳、バリキャリ街道から転落して主婦やってる女の戯言です。
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#自分と向き合う

現実がすべて!理想とのギャップがあなたを苦しめる

2020年9月3日に、電子書籍で『妖怪べきねば ~「ちゃんとしなきゃ」が追ってくる~』というエッセイ本を上梓しました。 この本のキーワードは、タイトルのとおり「べきねば」――すなわち「こうするべき」「こうせねばならない」という感覚です。 このことについて、心理学ジャーナリストの佐々木正悟さんがご自身のポッドキャスト「グッドモーニングバイブス」でお話しをしてくださっていました。ありがとうございます! お礼がすっかり遅くなってしまいました。 「グッドモーニングバイブス」で語

悲劇のヒロインになりたい症候群

文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」をポッドキャストで聴くのがほぼ日課になっています。 もともと大竹さんは好きだし、アシスタントの面々もそれぞれに個性があって好ましく、メインコーナー「大竹メインディッシュ」はゲストの幅広さが魅力なのでぜひ聴いてみてください。 9月16日のゲストはおおたわ史絵さん。新刊『母を捨てるということ』の出版を機にした出演でした。 まったく知りませんでしたが、すでに他界されているおおたわさんのお母さまは元ナースで、麻酔薬の中毒患者だったそう

「初めて買ったCDの話」ごときで自分を演出できると思っていた

※全文を公開している「投げ銭」スタイルの記事です※ 生まれてはじめて買ってもらったCDは、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」です。リリースは1992年、当時私は7歳でした。 最近の小学1年生はどういう楽曲を聴いているのでしょうか。NiziU? 日向坂46? LiSA?  いつの時代でも、小学生にもなれば女の子はみんなおませです。私と同世代の方々はSMAPのような男性アイドルだったり、お兄ちゃんお姉ちゃんの影響でXのようなバンドだったり、はたまた洋楽などのCDを買っ

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私のゆたかな貧乳

※全文を公開している「投げ銭」スタイルの記事です 「いま、私はゆたかな毎日を送っているのだろうか?」 コロナ禍による未曾有の経済危機が世界中を覆っています。今月の家賃が、生活費が、明日の暮らしが……という事態に陥っている方も少なくありません。 私はというと、外出自粛に伴うマイナーチェンジこそあれど、リモートワークでがんばってくれている主人のおかげで、衣食住に不自由することのない毎日をすごしています。ありがたいかぎりです。 リモートで知人の仕事を少し手伝いながら、こうし

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給付金で美顔器を購入した罪悪感と葛藤

※全文を公開している「投げ銭」スタイルの記事です この記事を書き始めたのは2020年6月18日のことです。ニュースでは明日から県をまたぐ移動制限が解除されること、「接触確認アプリ」(すごい名前だな)がリリースされることが報道されています。 1か月前の東京は緊急事態宣言下にありました。つい昨日のことのようでもあるし、遠い昔の記憶のようにも感じられて、変な気分です。私はいまだに「ステイホーム」気味の生活を送っていることもあり、時間の流れがいまいち実感できずにいます。 これが

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