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JCSでカビゴンLO使ってみて

JCSお疲れ様でした。
自分はシティリーグs1に優勝できたことで今回のPJCSに優先権で参加できました。
使用デッキはカビゴンLOで6-3でday1敗退となりました。

今回初めて大型大会でカビゴンLOを使ったんですが、その時に気をつけたこと、それによる結果について書きたいと思います。

オタクのポエムみたいなものなのであまり期待せずに読んでいただけるとありがたいです。

デッキリスト


戦績


今回カビゴンLOをJCSに持ち込もうと思った理由は
・ルギアVstar意外に明確な不利対面がほぼない
・1〜2ターン目の最低限の動きをする為に必要な札が少ない
・不利気味の対面でも相手のケアできない運勝ちがある
・自分的になんとなく勝てそうって思った(大事)

いくつか書きましたがもちろんこれ以外にもありますが大まかに言えばこんなところです。

今回のJCS day1でカビゴンを使いにくい要素としては、day2のオポネント計算にday1のオポネントが計算されない為、両者敗北と敗北の結果が同じになる大会であるという点です。
カビゴンは戦略の都合上どうしても試合が長引き時間切れになるリスクが付き纏います。また人によっては自身の考えを持って故意的遅延と判断されない範囲内で時間を使い、両者敗北に持ち込むプレイヤーもいます。

このような点を考えると参加者も多く、どんな人と対戦するかも全く分からないCLやJCS等の大会で使うのは躊躇われると思います。(以前は自分もその考えでした。

ただ今回はデッキの強さはもちろんのこと、上記のような時間切れを狙うようなことがなければ両者敗北にはならないレベルに自分がなったと言う自負があったので、今回のJCSに持ち込むことにしました。

自分のプレイ速度を上げること、勝ちまでのターン数を極力最短にするプレイングをすることで25分で確実に終わらせることは大前提として大事ですが、積み盤面を作った後に相手に投了してもらうためにはどんなことが必要なのかも非常に大切なことだと思いました。

気をつけたこと

1.対戦相手が不快になることをしない
2.試合前の会話
3.対戦相手の観察
4.詰み盤面での無言の圧

大まかに上記4点です。

1.対戦相手が不快になることをしない
当たり前のことではありますが、対戦相手も人間です。不愉快な試合をしている時に相手の得になりうる行動はしないと思います。ここでの不愉快になることとは、斜に構えた態度や言葉遣いなどどんな人でも嫌がるような行動ではなく、所謂ハンドシャッフル(シャカパチ)など人によって不快と感じる事です。
自分は特にシャカパチを無意識でしてしまうのでめちゃくちゃ自制しました。
特に相手のターン中は盤面に手札を置いて考えるなどをしました。

2.試合前の会話
個人的にはこれが一番大事だと思いました。「どこから来たのか」「どの参加権でJCSにきたのか」「サプライで気になった所」などです。やはりただの他人よりは少しでも友達のような関係になっておけば相手もこの人なら良いかなどと思ってくれることもあるでしょう。
1.の内容でもありますが、相手の答えにくいようなこと(使ってるデッキを詮索するようなこと)は絶対に聞かずに、「ここまで順調ですか?」みたいな感じで話題を広げてました。

3.対戦相手の観察
上記の会話ともつながりますが、世界権利などがかかっている大事な大会です。みんなそれぞれ目標にしているものも違いますし、熱量も違うと思います。試合直前は極限まで集中したいという人もいれば、試合前でも会話をしてくれる人など人それぞれです。会話したくない人に無理に話を振ってもよくないのでそういう人には最低限の会話だけにしていました。

4.詰み盤面での無言の圧
これももちろんルール違反にならないレベルでの圧です。ある程度相手の山の残りがわかってる状態で、あたかも自分は相手が詰んでる事がわかっていますよと相手に伝わるような態度をとることです。
例えば、手札を盤面に裏向きで置き、ただひたすらに相手の手元や目を見つめるような事です。
またこのような盤面をより時間の残ってる状態で作ることで多少遅延しても無理だと相手に思わせる事ができます。
(相手に投了を促すような発言は厳禁です)

ざっくり書きましたが、1.〜4.のようなことを特に意識しながらプレイしました。その為勝つことのできた6試合は全試合対戦相手からの投了をもらえました。
6試合は全て残り時間10〜13分のタイミングで詰み盤面を作ることができ、残り時間7〜10分で投了をもらえました。これは日頃の練習である程度自分のプレイをテンプレート化できたのでイレギュラー以外は坦々と機械のようにプレイすることができたのが要因だと思います。
(投了をもらって勝つのは良いことですが、一番大事なのは投了されなくても時間内に対戦を終わらせることだと思います)

総括

今回は対戦した全9試合ですごく良い方ばかりと対戦する方ができ、試合前の会話や試合後の会話、対戦の時間と楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。
自分は元々カビゴンLOというデッキが本当に嫌いなデッキでした。(勝ち方が嫌いでした)ただ福岡CLでday2の時に上位卓のプレイヤーの方が多く使っていたことから自分の中での考えを改める意味で使うことにしました。そして使う中でコントロールデッキのポテンシャル、楽しさに気づく方ができ、相手の投了全体のデッキではないこともわかったので180°見方が変わり、今回の大事なJCSに持ち込むまでになりました。

オフシーズンはほぼ毎週ある自主大会や箱争奪、ジムバトルを楽しみながら2025シーズン開幕を待ちたいと思います。

ここまで雑な文章でしたが読んでいただきありがとうございました。

ヤマコウ

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