見出し画像

🍣海外で寿司を食べた話🍣

  大学の講義の一環でこのアカウントを開設しました。お手柔らかにお願いします。

 私はどうも大人しくするのが苦手な人間なようである。週末はだいたいバイトに出ているのもあるが、月に1日家にいればいいほうなのかもしれない。

 本格的に遠くに出るようになったころは6年ほど前のことで、だいたい広島方面だった記憶がある。神戸からだいたい普通電車で6時間弱、23時には帰る必要があったので移動時間のほうが長かった。高校に上がってからは関東の片田舎で親元を離れていたこともあり、週末はバス定期片手に都心のおしゃれな街に出てみたり、数日まとまった休みがあれば貧乏旅行ながらも東北方面に足を運んだり、夏休みなどの時期は実家に帰っていたので四国方面に船に揺られたりしにいっていた。冬場の入試休みのときは決まって青森・北海道方面に行っていたのが少し不思議。高3の秋ごろには国内を一通り制覇してしまったために「次は海外かなあ」と外を向くようになる。
 一度韓国に行き2日目に高熱でうなされてトラウマだったが、EU離脱で渡航が不便になったりするのではと思ったり、前々から行きたかった、英語だしどうにかなるだろうと今年に重い腰をあげたところ。しかし、中高時代の英語の成績は深刻な問題だったが...。

 意外と海外旅行の壁は薄く低かったりする。英語圏は中学校の英語がまともにできなくても思いの外どうにかなるものだったし、日本人の旅行客が多い地域(韓国、ハワイ等)では案内のサイン類にも日本語が併記されている場合が多いと見聞きする。
 今年の頭にイギリスへ行った際には、入国審査で意味不明な受け答えをした(何かを"How are you?"と聞き違えた記憶がある)ものの、どういうことを聞いてくるかという想定問答集を簡単にでも用意しておくと気が少し楽だった。着いた途端に現地の流暢な英語が飛び出してくるのはなかなかの試練であった。しかし、スマホの翻訳や地図アプリの存在をはじめとしてそこまで他人に道を尋ねるという機会はないため、話せなくても必要な単語を覚えていれば案外どうにかなるものだ(Way Out=出口、Underground=地下鉄など米語と違う語、1F,2Fの数え方などは移動する時の情報処理として覚えておくと便利)。
 一般論として「イギリスの飯はまずい」とよく言われる。在英中にこれを確かめるのも自分に課したミッションの一つでもあったし、ろくに英語の喋れない人間が一人で飲食店に入るのもなかなかリスキーであったためにイートインは昼間に留めた。結果からいうと「食えることは食えるが何か味が変」といったものが多数だった。ひどいものはTESCOの寿司で他のものと一緒に冷蔵棚に置かれているせいでお米までキンキンに冷えて食えたものではなく、醤油(日本製)で流し込まないといけないという有様だった。

 今回は文面の都合もあって海外のことに絞って書くことになったが、大きく言うところの異文化理解や国内で言われていることの真相を確かめることができた。実際TESCOの寿司はまずかったがM&Sの総菜はまだ食べれるなあという感じだった(サラダを除く)。また、海外で独自進化を遂げた寿司(カリフォルニアロール)や、包装の出来の悪いコンビニおにぎりみたいな形をした何かといった和食(なようなもの)も現地で口にできたのは一種の経験と言えるかもしれない。10年ほど前に韓国で食べた回転寿司は国内のものと遜色ない出来だったために衝撃が大きかった。このように外国にある日本食を食べて回るのも今後の楽しみにしていきたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?