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2022年宅建士試験対策(都市計画法・建築基準法の解説)【4問を確実に取りに行こう!!】

「4問」の正答に向けて

 はじめまして。こちらの書籍を手に取ったということは、建築基準法2問、都市計画法2問、合計4問をなんとかして取りたい!!

安全圏で合格したい!!そのようなお考えかと思います。だって、建基法と都計法少々難しいですよね。お気持ちすごーくわかります。

 この本を読んで勉強して頂ければ「4問」を正答できる確率があがるはずです。

ただし、確実なことをお伝えできないのは、本を読んだのみでは当然ながら正答できませんので、本を読んだ上で頑張って勉強して頂く必要があります。

 合格すれば自信が持てますし、仮に今回の試験に合格できなくても頑張った実績は残りますよね。何を偉そうに!と感じた方悪気はありません。

 私こと、「やまけん」は一級建築士、宅地建物取引士、建築基準適合判定資格者などを有してまして、普段は、都市計画に関するコンサルティングや建築・都市計画に関する情報を発信する『YamakenBlog』を運営しています。

ブログの運営を開始して、3年半(書籍執筆時点)です。

運営当初の半年くらいは一日300人くらいの方がサイトに訪れて頂けていて、それでも嬉しかったのですが、今では、一日3,000人以上の方が訪れるサイトに成長しています。

この場を借りまして、いつもYamakenBlogにお越し頂く皆様、本当にありがとうございます。

 わたし自身、法律を仕事にする役人になるまでは、どうしても法律に対して苦手意識がありましたし、大学時代も友人の話を聞いていてると、やはり「法律」に対する理解を高めるのは相当難しいんですよね。

 ところがです。この日本は法治国家のため、あらゆるルールが法律で定められています。さらに、現代では、法律を読む知識を有する人が減っていると言われております。

 わたし自身もそうですが、どうしても法律を読むのみではイメージが湧きにくいため、法律を分かりやすく解説する人達が必要不可欠な時代になっています。

 だからこそ、超難解で複雑怪奇な建築基準法や都市計画法、不動産取引で重要な業務である重要事項説明に関して「無料」で解説しているのですが、やはり友人達から「よくやるよね(笑)」と言われます。でも、なぜ、わたしがブログを通じて発信しているかと言うと、単純に社会の役に立つからです。

 無料で提供しているのは、元行政人の経験から、基本的に専門職以外の方は有料記事だと読まないからです。

 当然、専門家の方には読んで欲しいのですが、それ以上に一般の方々に読んで頂くことで、社会のルールを知ることがより良い街づくりや日常生活を送る上で重要だと考えているからです。

 少しだけかっこいいことを言ってしまい宅建士試験には関係ありませんが(笑)、こんな変わり者が書いている本だと思って頂ければ幸いです。

 なお、『YamakenBlog』では、その他、趣味の美容も書いていたりするので、建築・不動産業界にいる方やこれから住宅建築を予定されている方なら、是非、一度は見に来て欲しいな~~と思っています。(この書籍を手に取ったあなた!サイトに遊びに来て下さい。)

 では、自己紹介はここまでにして、このnoteの使い方についてご説明します。

noteの使い方

 このnoteでは、建築基準法及び都市計画法に絞り、『4問』を取得するための勉強方法にフォーカスしています。

 宅建士試験においては建築基準法と都市計画法が出題される理由は、不動産取引時において、契約行為の前に必ず行う『重要事項説明』が関係します。この『重要事項説明』は、とても範囲が広く、両法以外にも国土利用計画法や農地法、土地区画整理法、宅地造成等規制法、都市再生特別措置法など、様々な法律があります(詳しくは、ブログに重要事項説明一覧表を掲載しています。https://blog-architect.me/2020/04/09/real-estate-3/)。

 そのため、このnoteでは、建築基準法と都市計画法に勉強内容を絞っています。勉強量自体はそこまで多くはないですが、理解の深さを高めることをポイントにしています。その方が合格した後に実務としても使える知識になるからです。

 第一章において、建築基準法と都市計画法の役割と出題傾向のポイント(分野)についてお伝えします。この役割を頭の中に入れておくことで、問題の本質的意味や後々、仕事として不動産業に従事する際に役立ちます。

 次に第二章において過去の出題傾向をつかみ、どういった分野を勉強れば良いのか確認します。とはいえ、分野はあまり重要ではなく、過去問が”もっとも”重要です!

 最後に第三章において、過去問から類似する問題を解きます。

 合計42問用意してありますので、本試験前に少なくとも3回は繰り返し解いてみてください。この第三章をなるべく繰り返して読んでいただければきっと、4問中4問、4問中3問といったように得点できるようになると思います。

 宅地建物取引士の勉強に取り組んではじめて、建築基準法や都市計画法を学んだのはじめて!という方の割合が多いのではと思いますので、この書籍を読んで、社会(都市)の基盤である建築基準法と都市計画法を知って、活用してくれと嬉しいです。

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