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韮崎北杜山麓ライド2

📸Yasuo Wakayama

②甲斐駒山麓ルート

晴れていれば正面にどでかい甲斐駒を見ながら、信号なしでひたすら北上。桜並木で有名な、サネハラ桜並木街道でちょっと寄り道。甲斐駒黒戸尾根の玄関である竹宇駒ヶ岳神社入り口の売店「おじろ」は元気のよいおばちゃん一人で切り盛りするエイドステーション。小銭を持っていこう。そこからは八ヶ岳山麓へ向けて、上り坂が・・・・がんば!


神代桜入り口

北杜市実相寺にある山高神代桜。樹齢2000年と言われる日本三大桜。国の天然記念物。これ以上の言葉の説明はいらないでしょう。境内にはほかにもたくさんの桜があり楽しめます。自転車を停めて見に行くのもいいかもしれません。

武川の眞原(さねはら)桜並木通り。春にはたくさんの人でにぎわう桜街道。この日はおじさん一人、トラクターで畑の草を刈っていた。「元気だな!」って声をかけてもらったので、こちらも「おじさんも元気ですね!」と。桜の季節はとてもきれいで最高ですが、それ以外の季節も平和で最高な田舎道です。

さねはらの桜並木。春には満開の桜。想像してください。

眞原桜並木から広い道に出ずに山沿いを走ると涼しい緑のトンネルコース。

夏もすずしい~

白州に入り、竹宇駒ヶ岳神社の入り口に突き当たります。ここは信仰の山、甲斐駒ヶ岳の登山口です。ここからは日本三大急登の黒戸尾根の入り口です。標高差約2300mもあるんですよ~。

おじろ

その突き当りにある、噂の売店「おじろ」。僕のオアシスです。いや、みんなのオアシス。

おばちゃん特性、「シソジュース」

元気なおばちゃんと冷たいドリンク。ラムネとかあります。きれいなトイレも向かいにありますので、ぜひお立ち寄りを。おばちゃんは写真嫌いなので基本的に写ってくれません。おばちゃんいつもありがと!

【ご報告です】
これを書いているときはまだおばちゃん元気だったのですが、残念なことに今年2023年1月下旬、病気のためお亡くなりになりました。いまだ信じられませんが、本当に寂しいです。今おじろは親族の方が引き継いで元気に営業しています。
おばちゃんはいつも元気で、あれはいらないか、これはいらないか、とよく声をかけてもらいました。雨の日に山に行くと「ばかだね~(笑)」といっていつも明るく送り出してくれ、そして、迎えてくれました。もうおばちゃんの声を聞くことができないとなるととんでもない寂しさがこみあげてくるわけですが、おばちゃんがくれた元気を今度は僕たちが他の人に分けてあげないといけないのかな、って最近思っています。
おばちゃん、どうか安らかにお休みください。そしてまた雨の日も暑い日もどんなときも山に行くので、空から、「ばかだね~」って見守っていてくださいね。これからもよろしくね、おばちゃん。

おじろで心身にエネルギーを蓄えた後は、甲斐駒山麓から八ヶ岳山麓と移動します。国道20号横断したところからリゾナーレまで登りを頑張ります。ここはストラバのセグメントにもなっていますので、ただ登るではなく、たまにはそんなこと意識しても楽しいです。


ループ橋です

登り切るとここからは気持ちいですのでご安心を!

基本的に濃い緑の中を、チリンチリン

③八ヶ岳南麓ルート
八ヶ岳南麓にでると、細かいアップダウンを繰り返しながらここからはトラバースです。信号は相変わらずありません。
ここにも途中にオアシスが!「三分一湧水館」おいしい湧き水とお蕎麦屋さん。ミネラル豊富な三分一湧水で作られた手打ちそばがいただけます。

そば処 三分一(さんぶいち)の手打ちそば

そばはさっぱりしていて、いいですね~。ツーリングにマッチします。腹ごしらえした後は、まだまだ気持ちよい南麓トラバースです。
レインボーラインという素敵な名前の道を進みます。

僕が大好きだった、映画「いま、会いにゆきます」のロケ地でもあり、劇中に何度も出てくる、あのトンネルの横も、サーっと通り過ぎます。

映画「いま、会いにゆきます」のトンネル
背の低いカーブミラー

スピードを上げてこいでいると、疲れたころに、今回のトラバース終着点のJR小海線、甲斐大泉駅に出ます。標高は1158m。JRの駅の中では全国第3位の高さにあります。ちなみに1位はこの先にある野辺山駅で、2位は清里駅。

トラバースの終点、甲斐大泉駅

ここまで一生懸命こぐと結構疲れます。が、達成感はあります。林の中の涼しさは最高です。
あとはご褒美のダウンヒルですので気を付けていきましょう!

つづく・・・・・

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