■コラム31|DAWのプラグイン対応

沢山のCubeMicを一度に接続するようなシステムではなかなかそうは行かないかも知れませんが、接続する系統がわずかで十分という場合には、無料で提供されているDAWソフトや比較的簡易なオーディオインターフェイスでも十分に要望が叶うかも知れません。しかし、そういったDAWにもともと備わっているエフェクター機能については演奏に用いるには多少の不足があって、より詳細な設定可能なものでなければ十分な太鼓の音作りにならない、といった事はありえます。
そこで、無料のDAWでもVSTやAUに対応したものを選択するという事は肝心です。音作りに必要となるコンプレッサーやイコライザーは基本的な機能なので、プラグインとして使用出来る製品が多く提供されています。それらと組み合わせる事で、安価に良い結果を得られるかも知れません。

ところで「簡易なオーディオインターフェイス」とは述べましたが、オーディオインターフェイスやコンピューターの性能はシステムの安定性にも、音の応答性能の良さにも大きく関わりますから、実際にはあまり安易に安価なものばかりを選択するという訳にも行かないものです。
システムの全てに沢山のお金を使うという訳にもいかないのが普通ですから、目的に合わせてうまく配分されるのが宜しいと思います。

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