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09July2018 工作メモ 太鼓フィドル・棒フィドル (〜29Aug2018)

1-1)近所のホームセンターで買った角材(たしか赤松?)に鉛筆書きフリーハンド。写真の状態でたぶん、60mm×60mm角で700mmくらいの長さ。
寸法はソプラノウクレレとバイオリンの実物を見て、目見当で似たような感じに。特に中心もとってないので精密具合は怪しいです。
胴には、10インチ径のフレームドラムを想定して、進めています。


1-2)のこぎりで切り落としながら書き足しながら、目見当で線を引き直しつつ、引き続き、切り落としたり削ったりしていきました。


1-3)つづき。


1-4)だんだんそれっぽくなってきたじゃんかね。


1-5)あとはヤスリがけてきな感じで形を作っていき、ヘッドに穴をあけて、買っておいたペグを取り付けました(作業を夜、部屋でやったので、写真はないです。あと実は、切りすぎたところをあとから接着し直したり、埋めたりもしています)。
ペグは今回ギター用のもので、ヘッドの両側につける、対象な形状3個×2セットものではなく、ヘッドの片側につける、同じ形6個セットのものを買ってしまっていました。


1-6)胴に用いる太鼓は10インチ径で、動物の皮(山羊かなにか)が張られた市販のフレームドラムで、これに、貫通する棹の棒が通るように、穴を開けました(丸穴だと楽なのですが、今回は回転防止の目的で、四角く成形してみました)。
テールピースと駒(ブリッジ)も市販のものです。


1-7)棹をフレームドラムに通すと、こんなふうです。三味線やバンジョーを意識しはがら、それらを、より簡単な構造にしてみた感じです。
『胴の太鼓が10インチ径では大きすぎて、弓の動きとぶつかるのではないか?』との心配がありましたが、実際に組んでみると、やはりそのような感じがありました。


1-8)これにバイオリン用のセット弦を張り、バイオリンのEADG(細い方から順)にチューニングしました。

1-9)このあたりで一度、知人に演奏してもらいました。

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その後(方向転換があります)


**2-1) **はじめに試したものでは糸巻きが重く、シンプルなウクレレ用のものに換装しました(1-9の動画ではすでに換装した状態です)。


2-2)太鼓の鼓面が弦に近いことでフィドル(バイオリン)らしい弓使いができない状況でしたので、そのことへの解決策として、太鼓を上下逆にして、さらに太鼓の枠を削って、弓の通り道を実現しました。
単純に太鼓の上下を入れ替えただけでは駒で弦を支えられませんので、駒の下に端材でH型の部品を作って挟むことにしました(貫通している棹とH型の部品と駒とは、それぞれ固定されていません。弦の圧力で動きづらくなっているだけです)。
またこのことで、楽器をあご下で押さえて演奏する場合にも、落ち着きが良くなったように思います。


2-3)全体図1


2-4)全体図2


この件、そんな感じですひとまず一段落だったのですが…(続きます)。

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ボディーを外してみる

3-1)太鼓フィドルを組みために用意した、駒の下にあるH型の部品を利用して、共鳴に必要なボディーなしで組んでみました。サイレントフィドルというか、棒フィドルというか、という感じです。

3-2)最初のチューニングまでは少し慎重に進めないと崩れちゃう……ということにさえ注意できれば、意外と普通に組めました。演奏もできそうでしたよ。

これにさらにピックアップでもつけたら、エレキフィドル(エレキバイオリン)ですよね。


さて。

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そして、日用品をボディーに出来ないか? と

4-1)もうひとつ考えていたのがこちら。今回は、飲料用ペットボトルを貫通させただけのボディーです。音量の響きは、(3)の棒フィドルに比べると、もう全く違って、面白いです。魂柱かなにかの支えがなければ早々に潰れるのではないか? との心配もありますが、いまのところ、ペットボトル自体の表面凹凸構造が、うまいこと支えてくれています。魂柱に関しては、またあらためて考えたいと思います。

4-2)ほどほどに音量もあるし、音色も独特の面白さがある感じともいえらこのセンはまだまた だ楽しめるかも知れません。
いまうちではちょうど良いオイル缶のあてなどがないのですが、何か金属容器をボディーにしてみるということもしてみたく感じています。他には菓子箱とか葉巻箱なんていう定番もありますが、あれらはエレキギターにするのが普通なのかしら? などなど考えつつ、もう少し楽しんでいこうと思います。

(29Aug2018 ひとまずここまで。)

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