160325 足踏みnanoPAD

korgのnanoPAD2を軽装で使える足踏み楽器にしようと思って、試しました。
(160328~30にかけて、デモ動画付きにするなど、大幅に書き換えました。)



まず四和音分のパッドという事で以下の様な風にしたのですが、ちょっと踏みづらかった。足が小さくてとんがったトゥの靴の人なら大丈夫かも知れませんけれども。

この時には、よっつの板それぞれの左下にあたるパッドをモメンタリーで鳴る設定にし、一方で他のパッドとxyパッドはノーアサインとしました。

左から
C5 E4 C3 でC
C5 F4 C3 でF
A4 E4 C3 でAm
B4 G4 D3 でG
(実際に鳴っているのは、それぞれ1オクターブ下の音っぽいです。MIDIの仕様が噛み合ってないのかしら。今回は小さいスピーカーで鳴らすので、あまり低い音は出させないつもりです。音色が決まったら、オクターブ上に移動させるかも知れません)。

次に、踏む場所を広く取るためにCとFとGのスリーコードだけのためのパッドにしました。

これは、使えそうだと思いました。各木の板の左下のパッドだけが有効なので、力のかかり方がチグハグにならないように2×3パッドは左側2×2パッド分だけ板が2枚になっています。

使うのに慣れたら、手前と奥で段差付きの二段にして、全部で5〜6パッドにしても良いかもしれないな、なんて想像しています。

さて、パッドで鳴らす音源はスマホで、というのが今回の計画です。有線USB接続して、スマホと言いつつ、iPodTouchです。
アプリは、持っているものを試したところ、

・MusicStudio
・SampleTank Free
・GarageBand
・Yamaha Synth Book
などが使えそうでした。

SampleTankに関しては、C2とかの低い範囲を鳴らすと和音とかアルペジオとかの伴奏のフレーズが鳴るようにもできるので、この用途にはたいへん宜しいです (が、無料版しか試してないので、気に入った音色とパターンの組み合わせがないのが残念なところで)。
Synth Bookは、いろんな音色がプリセットされてるしエディット可能だし備わってるアルペジエータも大変使える感じでしかも無料アプリなので、アコースティック音志向でないなら大変おすすめな感じでした。
今回はこのSynth Bookをつかって、デモ動画(冒頭の)を撮りました。

あと、このnano PAD2は、まだ試してないけど、Loopyのフットスイッチとしても使えそうです。その用途も便利!!


追伸
パッドの上の木の板は、両面テープで貼ってあるだけです。ちらりとストラップが見えているのは、肩掛けにして使いたいなと思って、以前につけたものです。今回の話には関係ありません。

追々伸
nanoPADの接続先がPCのableton liveとかだとパッドの数が少なくても色々柔軟な演奏をすることができます。また、その時にもう一台nanoPADとかがあると、そちらでシーンチェンジとかしつつableton鳴らせて大変都合が宜しいのですが、今回は、現状のスマホシステムに収めたいというのが大きな狙いです。

追々々伸
nanoPADは、ひとつのパッドで同時に四音を鳴らすことが出来ます(タイミングやベロシティはひと通りです)。今回は同時に三音としているのですが、これをもし同時二音にとどめておけば、同時に演奏する他の楽器の旋律との組み合わせで、より複雑なコード感を演出するというやりかたが、やりやすいのではないかと思います。それは例えばマイナーコードの感じにしたり、ジャズっぽいコード感にしたりといった事です。いちいちアプリの設定を変えずにどんどん生演奏を進めたいという様な場合には、二音には、飽きずに様々適応できるという良い面がある気がします。一方で今回の様に三音にしたのは、その方がアルペジエータで鳴る結果が華やかになって良いのではないかと考えたからです。それに、受けるアプリによっては、スケールを変換して鳴らす機能が備わっていて、メジャーのスリーコード以外の雰囲気を鳴らしたい時にはそちらにも期待できるのではないかと考えたのでした。

追々々々伸
カメラコネクトキット?あの変換ケーブルは、製品の制限で、iPhoneでは使えないんですってね。そっかー、残念!


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