160424 転用タンボーラの話

タンボーラという打楽器があります。メレンゲという音楽ジャンルのためのもので、他の場面ではあまり使われませんが、ドラムキットのタムタムとラテン打楽器のコンガとがひとつになったような両面太鼓です。

普通は片手で撥奏を、もう片手は素手で演奏して、音色や動きを使い分けます。今回これを、両方を素手で演奏して、また、それぞれの面で音程の差があるようにしたいと思っています。つまり、首から提げて使える、可搬性のあるコンガ、という風にしたいのです。

これまでも、貼り付け式のマフリングと皮を張る程度の調製によってそういった事を試していましたが、貼らない方法を試したいというのが今回です。

※これは、この前の貼っていたもの。これはこれでまとまりと伸びがあって良がったです。

※タンボーラのハイレベルな演奏の例(後半。)
(つまり、こういうのじゃない、もっとテキトーでのどかな使い方を考えているという訳です。)



うちのタンボーラ君。


今回の調整には、樹脂のリボンで編まれた米袋を使いました。


直径16インチくらいに丸く切って


片方の皮の内側に、ピンと張ります。


米袋が端からほどけてしまうのが、ちょっと心配ですが、今回はまだ熱処理などでほどけ止めをしたりはしていません。


音はこんな感じ。夜中でしたので、小音量で。


よしよし。良い感じ!


という訳で、今回ご報告はここまで。

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米袋改造の数日前に、持ち出して、セッションで使ってみた時の動画です。白くて丸いファイバーの薄片を貼付しています。


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後日また、セッションで使いました。コメ袋版です。観客の頭に隠れがちですけど、音と演奏の様子などご確認いただけます。



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