■コラム12|定常ノイズは絶対ダメか

ここで、「定常的なノイズ信号があっても良い場合」という事も書き添えておきたいと思います。
例えば、定常的なノイズが大きいエレキギターやシンセサイザーを好んで使用する奏者はいます。その楽器特有の音を総合的に捉えた時に、ノイズが多少目立って伴っていても、それに勝る魅力が備わっている場合もあるという事でしょう。特に打楽器というのは楽音そのものがノイズ的なものでもあるのですから、極端に排除的にならず大らかに捉えた方が良い結果を得られるという場合もあるかも知れないです。

まあもちろんこれは「程度問題」であり、「ケースバイケース」という事ですが。

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