16JULY16 ライブでした。 (160712に)

最近時々ご一緒してるあすなろ白書とライブでした。2016年07月12日、大久保ひかりのうまです。

動画



今回の機材のトピックとしては、少し前のnoteに書いた、中国製マグネティックピックアップをふたつの太鼓に導入したことと、機材の中心的な位置づけとしてラックミキサーを持ち込んだ事です。

この2Uミキサーは構成がちょっと変わっていて、基本的にはプリアンプ付きのモノラルマイクミキサーなんですけど、プリアンプ付きのチャンネルにはゲインに加えて低音帯+-15dBを含んだ3バンドEQが備わっているとか(他は+-12dB)、バランス入力がないチャンネルにもしっかりゲインノブがあるとか、それらで合計10の入力系統があるとか、出力がモノラル二系統(バランス)+モノラル二系統だとか、出力手前でもまたEQを掛ける事ができるとか、バランス出力のどちらかあるいは両方から選んでヘッドホン出力が出来るとか、出力二系統の段にインサートがあるとか、ゲインとEQのボリュームはノブではなくてプラスドライバーで回すようになってるとかで、「これらは館内放送とか車内放送とかに向けてのデザインなのかなあ面白いなあ」という感じなのですが、例えばEQを二段掛ける事でこの収音方法で不足がちな高音側と低音側との差を作ったりも出来ますし、wavedrumみたいな、出力小さめの電子楽器のフォローも出来ますし、ひとまとまりになっている割には、どうも色々、都合が良いのです。

そのあたりの実効性が今回とくに確かめたかったあたりなので、他の小物楽器はそんなに多く持ち込みませんでした。とはいえ、エアー中心のシェケレや金物と、マグネティックピックアップ収音楽器とマイク収音の楽器とが自然な感じに混ざるかどうかというのが要点なので、それなりにいくつかの種類は含むようにしたのですが。

カンジーラ、パンデレタ、パンデイロのみっつの太鼓がマグネティックピックアップ楽器であるというつもりで用意していたのですが、カンジーラに関してはサウンドチェックの時にちょっと気になる部分があり、今回はマイク収音にスイッチさせました。結果としてちょっとモコモコした出音ですが、まあこれはこれという風ではあります。
他のふたつは、今回はあまりオンマイクな近接効果的な低音にならないようなEQにしてみました。

これら全体は、ひかりのうまのBOSEの拡声システムとの相性は良い感じに思いました。サウンドチェックが始まった時には「他のふたりの音が大きいなあ」って思ったのですが、特に不自然じゃないまま、こちらも程よく大きく出来たみたいです。また、今度の機会があれば、今度はもっとオンマイクぽくしてみたいとも思いました。

運搬荷物は次写真の感じです。

広げたところは次写真です。木の椅子はカホンとかじゃなくて、会場の家具です。

(DIは他の人用のものです。)

そんな感じです。




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