CLANNAD

CLANNADの良いところは、どこにでもありそうな生活の様子を丁寧に描いているところだと思う。

一期では、主に学校での友人間での問題の解決といったところがメインに取り上げられている。

そして個人的に二期がとんでもなく刺さった。
二期では、体調不良による出席日数不足で、留年が決まった渚と卒業した後の朋也のその後が描かれる。
そして、ここから結婚、出産といったイベントが発生するのだが、この際のやりとりが本当に身近に感じられるような内容になっているのだ。

恋愛に関しては、特に相手の両親などは絡んでこない。しかし、結婚や出産となると、両親の同意なしでは難しいところだろう。

このような誰もが避けては通れないような状況をわかりやすく教えてくれるのが本作である。

個人的に大好きキャラが、古河渚の父である古河秋生なのだ。

彼はまず、奥さんと娘をとことん愛している。そのため、家庭の雰囲気がとても賑やかで幸せそうなのである。
次に彼の性格は男前なのである。彼の娘である渚と朋也が結婚したいといった際、彼は野球対決を提案し、それに勝ったら娘をもらっても良いという。
結果としては朋也が何度もチャレンジし、無事、結婚を果たすのだが、その後も秋生は朋也に対してアドバイスをするなど、親切なのだ。こんな父親が欲しいと思わざるを得ないと感じた。

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