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古本歩紀 其の二

フルホンアルキ2
古本探してあても無く
テクテク、ぶらぶら。
カラーブックス、あまから、文六先生、六代目…
今日はどんな本に会えますか…

『寄席切繪圖』
六代目三遊亭圓生 著
青蛙房 刊

正札付きの出囃子♪
え~じつにどぉも、けしからんこって云々‥
歌舞伎で六代目といえば尾上菊五郎。
落語の六代目は三遊亭圓生でしょうか。

私、この師匠大好きです。芸の奥行きを支える手間がふんだんに懸けてある。そんな気がします。芝居噺一つ聴いても所作から台詞まで本寸法なんです。

この本は寄席文化が絢爛だった明治から昭和にかけての東京の街並みも楽しめます。食い物屋、芝居小屋、遊郭…。今のあの辺りの事かな?などと思い巡らせながら読むも一興です。巻末に古い地図も付いてますよ。

コーヒーと月寒あんぱんが読書のお伴です。
圓生さんはコーシーと言っておりましたね。
では。

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