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生活のこと

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エッセイ / 生活につかってもらえるような、もらえないようなこと /
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2020年3月の記事一覧

何もない部屋

春から新しい場所で生活するため、引越しをしています。 引越し先へほとんど荷物を運んでしまって 今まだ住んでいる家には何も無くなった。 はじめは、 コーヒーが飲めないとか お気に入りのカップが無いとか 本が眺められないとか 思ってたけど 2日くらい経つと慣れてきて 何も無いことで思考がクリアになるんだなと知った。 空間が広い。 あるものでどうにかする。 人やサービスに助けてもらう。 好きな食器で食事ができること 自分で好きなものを作れること すきな物を見つめられること

朝、珈琲のひととき

友人のブログを見て 『洗濯して、コーヒー飲もう。』と思った朝。 つい最近の出来事を思い出す。 『やらなきゃ!』ということで頭がいっぱいだったから 私がやることと宇宙に任せることを割り振ることをすると落ち着いた。 自分の世界に戻りたいとき、 東野翠れんさんの写真集(pendant 1957-2018)を眺める。 よく持ち歩いて、一息つきたい時に見る。 晴れた光の中で見るのがお気に入り。 力を抜いて自分のたのしいペースで、方法で、 仕事したらいいんだよなぁって、言われた言葉を思い出した。 ふぅ〜っと自然と深呼吸して、 今、コーヒーを淹れている瞬間に集中する。 自分のバイオリズムを書いた表を見ながら、 パンと淹れたコーヒーで朝ごはんをした。 早朝、ミゾレが降っていた空も今は晴れて、窓の外はひかっていた。

お粥

今日の夕ごはんは お粥、菜花とソーセージをソテーしたもの、 お粥のお供に梅干し・海苔・キムチ・塩昆布。 少し塩味のきいたお粥が お腹の中にやさしく入っていった。 しらすパスタにしようと思ったけどしっくりきていなくて、 リョウタくん(旦那さん)が提案してくれたお粥が今の私にとても良かった。 食後に甘酸っぱい紅茶を飲んだ。 最近、朝起きるのが遅くてお弁当を任せているから 明日は作ろうかな。 作りたいけど起きられるかな、、、 と想いながら2ヶ月くらい経っている。 満月が過

人は雰囲気を感じているのだ

「お庭(素敵な)」という夢を実現したいということを知りました。 お庭が作りたいのか、そこでゆっくり過ごしたいのか、なんなのか はっきりとまだ分かっていないけど その言葉を見つめていたときに感じたのは 『私はほとんどのことを雰囲気で決めている』ということ。 雰囲気に流されやすいということでもある。 今までやりたいと頭の中に思い浮かんだ夢も 雰囲気が好きだからという理由ばかりだった。 料理する人になりたいのでなく、、、! 写真家になりたいのでもなく、、、! 私はただただ