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虐げられる者:聖書をめぐる旅 9/21

9/21(火)
こんばんは!本日は夜にアップロードします。
サムエル記下では、いよいよダビデがユダの王となります。政権が変わるときの、混乱をどのようにおさめるのでしょうか。
また、詩編では虐げられる者へのグッドニュースが語られています。

サムエル記下2章

その後ダビデは主に託宣を求めて言った。「どこかユダの町に上るべきでしょうか。」主は言われた。「上れ。」更にダビデは尋ねた。「どこへ上ればよいのでしょうか。」「ヘブロンへ」と主はお答えになった。
ユダの人々はそこに来て、ダビデに油を注ぎ、ユダの家の王とした。
サウルの子イシュ・ボシェトは四十歳でイスラエルの王となり、二年間王位にあった。だが、ユダの家はダビデに従った。

→イスラエルの王サウルが死んだ時、ダビデが最初にとった行動は、主に託宣を求めることでした。政権が変わるとき、戦の勝敗が決定するとき、物事は大きく変化します。その時の行動を、ダビデは神様に頼りました。そして、ヘブロンの町に向かい、ユダの人々から油を注がれ、ユダ家の王になりました。
 一方、サウル王の家族は、その子イシュ・ボシェトを王にします。ここに、新しい対立構造が生まれます。選挙で政権が変わっても、命を奪われませんが、この時代王が変わることは命がなくなることも想定されます。
 ダビデがユダの王となり、新しい歩みが始まります。私たちも、地の塩世の光としての歩みを今日も、進めていきましょう。

詩編9章

主は裁きのために御座を固く据え
とこしえに御座に着いておられる。
9御自ら世界を正しく治め
国々の民を公平に裁かれる。
10虐げられている人に
主が砦の塔となってくださるように
苦難の時の砦の塔となってくださるように。
11主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。
あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない。

→神様はこの世のさらに上の世界から、収められています。
そして、虐げられている人に砦の塔となって、守ってくださる方です。
偶像のように動かないものでも、ただ空中から見守るだけでもなく、私たちの人生に目的をもって、介入し、守り導いて下さるのが神様です。
今、思わされているのは、人前でのパフォーマンスではなく、一人の部屋の中での祈りです。政府や、地方のリーダー、仕事のリーダー、教会のリーダーのために祈るときだと思います。それぞれの地を治めるリーダーが、主によって適切な判断をし、虐げられている人々に救いがもたらされ、人々に希望と喜びが湧き出でますように、祈ります。

 今日も、皆さまの人生に主の導きがありますように!

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