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The Division 派閥解説「クリーナーズ編」

皆さんこんにちは。山蛙です。
この資料は「Tom Clancy's The Division」に登場するクリーナーズについて掘り下げて解説します。
※「Division2」のクリーナーズとは違うことを留意してください

▼クリーナーズ

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「この街を浄化しなくてはならない。街を守るため、病気のもとは焼き払う。全て根絶やしだ!!!炎の力だけが、我々を解き放つ...」

■リーダー

ジョー・フェロ

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「家族や友人達...世界中の人々が、俺たちを頼りにしている。だからこそ、誰が来ようが抵抗するんだ。政府関係者を名乗ろうが関係ない。嘘に決まっている。奴らをここで止めれば、まだ街を救える。世界を救えるんだ。
突破されれば、やってきたことすべてが無駄になる。そんなことは許さねぇ!」

年齢:46歳
職業:衛生局職員
住居:ニューヨーク/マンハッタン
人種:不明
宗教:不明
経歴:ジョー・フェロはマンハッタンで妻と暮らし、衛生局職員として働いていました。ラジオの生放送に電話をかけるのが趣味の一般市民でした。パンデミックが発生した時、妻のショーナ・フェロはウイルスに感染し、死亡しました。それに伴って、彼はクリーナーズを設立し、ウイルスを消し去る唯一の方法は炎だけだと妄信する人間になりました。

彼は自分が人類のために活動していると信じ切っています。フェロは、ドルインフルを確実に破壊する唯一の方法は、感染している可能性のある物体や人を燃やすことであると信じています。人類を救い、以前のような世界を取り戻すためにはこの方法しかなく、JTFなどの政府組織は決断力がなく、やるべき事を為す勇気がないと評価しています。

フェロは目標の達成のためには手段を選ばず、自らも街に繰り出し最前線でウイルス根絶のため炎をまき散らします。これは、彼の妻がドルインフルの最初の犠牲者の一人であったということが原因である可能性が高いです。

フェロはほかのクリーナーズのタンクと違い、カスタムされたより大きな黄色のタンクを背負っています。また、スーツの色も黄色と、異なっています。

クリーナーを結成した理由の1つとして、彼は姪(ニューヨークの外に住んでいる)を気にかけています。ニューヨークでウイルスを食い止め、姪や他の市民たちが恐れているように外に広がらないようにすることが目的のようです。

アウトブレイクの初期段階では、既にフェロは状況が悪化するだろうと信じており、感染者が病院に行けず、政府の対応が不十分であることに不満を感じていました。彼はラジオの生放送の電話で独自の考えをDJに語っています。

妻が亡くなり、JTFが危機に対処できなくなった後、フェロは以前の自分よりも冷酷になり、ウイルスを根絶する唯一の方法は、感染した人々を含め、その痕跡を燃やすことだと信じるようになりました。
彼は自分の考えに賛同する、市の衛生局職員や消防士らとクリーナーズを結成しています。フェロは、クリーナーズのやり方が道徳的に疑わしい(JTFやディビジョンによって敵としてマークされている)ことを認めているようですが、それでも彼と仲間のクリーナーズは、社会全体を救うというより大きな利益のために必要なことをしていると信じています。

フェロは、リーダーであるにもかかわらず仲間のクリーナーズを平等に扱う誠実な人間だということがゲーム内で判明します。いくつかのクリーナーズのレポートは、彼が仲間のクリーナーズに仕事を続けるように勇気づけて、クリーナーズの活動を続けている仲間たちを「英雄的行為だ」と称賛し、
目的のために死んだ仲間のクリーナーズを追悼していることも判明します。
また、あるクリーナーズは彼を「理想の上司だ」とも評価しています。

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戦闘時のジョー・フェロ。タンクがでかい

・Divisionにおいて彼とは火炎弾製造工場であり、本拠地でもあるテンダーロインの工事現場で直接対決します。また、その際に流れるBGMのタイトルはその名の通り「Ferro」です。(以下リンク)

■目的

アメリカからのドルインフルの根絶

■拠点

火炎弾製造工場(テンダーロインの工事現場)

■概要

敵性派閥であるクリーナーズはマンハッタンのいたるところで見られます。クリーナーズが占領している地域では、彼らが一市民であったときに仕事用に用いていたゴミ収集車などが見受けられます。
もともと、市の衛生局の職員や工事現場の作業員、消防士などで構成されているクリーナーズはニューヨークでのパンデミック後、政府がマンハッタンを封鎖した際に政府から見捨てられたと感じ、深く失望しました。
隔離地域となったニューヨークに閉じ込められた彼らは、この問題を解決するためには自分たちが立ち上がらねばならない、と考えるようになり、ジョー・フェロを筆頭にクリーナーズを組織。火炎放射器や焼夷グレネード、消火斧などで武装し、ウイルスから街を浄化すると誓い、街中に展開します。

彼らは、汚染されていると‘‘思われる‘‘ものは何でも燃やします。これは実際にウイルスに感染しているかや、汚染されているかなどは関係ありません。(喘息持ちで咳き込んだ仲間のクリーナーズですら容赦なく生きたまま焼く等)
また、彼らは非常に残忍かつ冷酷で、ウイルスの感染者はすでに死んだも同然と考えており、回収映像では生きたまま焼かれる女性が確認できます。

よく間違われがちなのですが、ただ単に火をつけるのが好きな放火魔やサイコパスなどはクリーナーズに所属していないという点です。そういった人物は往々にして暴徒やライカーズなどの勢力に所属しています。
クリーナーズはこの街を、愛する家族を、ウイルスにおびえる市民を、
そして世界を救うために菌を燃やし続けているのです。

■他派閥との関係

基本的にほかの派閥と友好的にしている場面は見られません。(ウエストサイドピアーズを除く)クリーナーズは、彼らの目的が「ウイルスの根絶」であるため、ほかの組織が自分たちの「浄化」の妨げになると考えているからと思われます。

JTFに関しては、JTFは弱く、決断力がないため、状況を打破することができないと考えています。JTFに比べ、クリーナーズは難しい選択をすることができ、より大きな利益のために活動することができていると考えています。DLC、「ドラゴンズネスト」の作戦終了後、ベニテスはクリーナーズの目的と目標については理解を認めていますが、彼らの方法は病的で歪んでいるとコメントしています。

■アーキタイプ

◆アサルト

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黒の防護服が特徴のもっとも一般的なクリーナーズ。着けているガスマスクはM65Zと思われる。マスクから伸びたホースは背面腰につけているフィルターにつながっています。背負っているタンクは銃撃を加えると引火し、数秒火を噴いた後に大爆発を引き起こします。引火する際にノーマルやベテランクラスの敵は狼狽えますが、エリートクラスの敵は爆発に巻き込もうと走ってきます。使用武器はクラシックAK-Mに火炎放射器を取り付けた特殊仕様。ノーマル、ベテラン、エリートとカスタムは全員共通ですが、クラスが上がるにつれ火炎放射器の射程が伸びます。

◆グレネーダー(スローワー)

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白の防護服が特徴的なクリーナーズ。両肩から提げているショルダーバッグの片方が赤いバッグになっており、銃撃を加えると中のグレネードに引火しその場で爆発を起こします。それ以降はグレネードを使えなくなるため、破壊することで有利に立つことができます。
使用武器はノーマルクラスがミリタリーM9に焼夷グレネード。ベテラン、エリートクラスはMP7を使用し、エリートクラスのみ催涙グレネードを使用します。

◆ラッシャー

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緑のパーカーとキャップ、ガスマスクが特徴的なクリーナーズ。
使用武器はポリカーボネート製ライオットシールドと消火斧。
敵を見つけるとシールドを何度か斧で叩いて威嚇したのち果敢に敵に突撃してくる。シールドは銃撃を加えるとひびが入り、最終的には壊れる。
ノーマル、ベテラン、エリートとクラスによって装備は変わらないが、ランクが上がるにつれて盾の硬さ、足の速さ、攻撃スピードが向上する。

◆メカニック

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緑の衛生局の帽子とパーカーが特徴の敵。ガスマスクは着けておらず、医療用の微粒子マスクとサングラスを着用。
使用武器はエキスプレスM870とPF45、マシンガンタレットを設置しタレットが攻撃を受けた際には修理を行います。
タレットが起動した状態で設置者のメカニックが死亡すると、タレットは制御を失い、周囲にランダムに発砲したのち自壊します。

◆スナイパー

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紺色の作業服、無線機とガスマスクが特徴的なクリーナーズ。中にオレンジのパーカーを着こんでいる。
使用武器はノーマルクラスはクラシックM1A、ベテラン、エリートクラスはSOCOM M1A。近接戦用にミリタリーM9を保有。
戦闘時はほかのクリーナーズより後方、高所に陣取り狙撃を行う。狙撃時は発砲直前にスコープが反射するので察知可能。

◆タンク

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2m近くある大柄な体格、濃い緑の防護服、背面や腰ににこれでもかと括り付けられた姿が特徴のクリーナーズ。タンクのみボディーアーマーを着ており、非常にタフ。使用武器は火炎放射器と焼夷グレネード。火炎放射器は射程がアサルトよりも長い。背面タンク、右腰のタンク、左腰のバッグは攻撃させれば爆破可能で、主なダメージ源になります。
バッグを爆破させればその場で炎上し焼夷グレネードの使用を制限できますが、引火したごときでは歩みを止めません。
右腰のタンクには警察の防弾ベストを巻き付けてあり、やや硬くなっています。右腰、背面タンクともに引火すると数秒火を噴いた後爆発、タンクがよろめきますが火炎放射器は使用可能なようです。
ジョー・フェロとの違いはこちらのほうが黄色い長いタンクが1本だけなのに対し、フェロは2本背負っています。

◆死の4騎士

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DLC、「ドラゴンズネスト」の中ボスとして港湾局バスターミナルの屋上で戦闘する敵。個別の名前は左から順に、
「ウォー(War)」「ペスティレンス(Pestilence)」「デス(Death)」「フェイミン(Famine)」。意味は「戦争」「疫病」「死」「飢饉」。
‘‘戦争‘‘と‘‘死‘‘はM249 Para、‘‘疫病‘‘と‘‘飢饉‘‘は火炎放射器で武装している。
‘‘戦争‘‘と‘‘死‘‘はほぼライカーズのタンクと同じで、バックパックの背面に弾薬箱が取り付けてあり、撃つと暴発するとこまで同じ。

◆消防車(ドラゴン)

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火炎放射消防車。
DLC、「ドラゴンズネスト」にて登場するラスボス(車)。クリーナーズによって改造を施された消防車で、使用武器はポンプからの火炎放射と焼夷弾ミサイルによる攻撃。バスターミナルの車庫で改造途中だったため移動能力は持たないが固定砲台としてその能力を遺憾なく発揮してくる。

■使用武器

・クラシックAK-M 火炎放射器仕様

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実に独創性とアイディアにあふれた改造を施されたAK-M。コーラのペットボトルに燃料を入れて噴射、ストックにつけられたバーナーから炎が延長されてマズル付近で点火し、火炎放射を行うようだ。アサルトクラスのクリーナーズが使用。

・ミリタリーM9

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無改造品を使用。
ノーマルクラスのグレネーダー、全ランクのスナイパーが使用。
特にこれと言って特筆することはない。

・MP7

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無改造品はベテランクラス、
レーザーサイト付きはエリートクラスのグレネーダーが使用。

・エクスプレス M870

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ノーマルクラスのメカニックが使用。
※撮影の都合上、マウントレールなどが表示されているが実際には無い。

・PF45

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メカニックが全クラスで使用。
基本的にM870を使うため、めったに見ない。

・クラシック M1A

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ノーマルクラスのスナイパーが使用。
近距離まで詰め寄るとM9に切り替える。
※撮影の都合上サイドレール、アンダーレールが表示されているが
実際はない。

・SOCOM M1A

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スコープのみのものはベテランクラス、レーザーサイト付きのものはエリートクラスのスナイパーが使用。

・火炎放射器

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ジョー・フェロをはじめとするタンククラスのクリーナーズが使用。
射程はアサルトクラスのおよそ2倍以上で、炎の量も多い。

・M240 Para

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「ウォー」と「デス」が使用している。
カスタムもライカーズのものと同じだ。

・火炎放射タレット、焼夷弾ミサイル

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DLC「ドラゴンズネスト」、消防車のドラゴンに搭載された兵器。
かつて火を消していたはずのポンプは火炎放射へと姿を変えエージェントたちに向けられ、手製の発射管から放たれる焼夷弾ミサイルは、辺り一面を火の海へと変える。

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