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#2効率的に稼ぎたい

以前、一番効率的に稼ぐ年収について投稿させて頂きましたが、
そもそもサラリーマンの給与にかかる税金はどうやって計算されているのか、今日はその計算過程で出てくる「給与所得控除」について投稿していきます。これを読んで頂ければ、給与所得控除のことが良くわかると思います。


サラリーマンの経費

そもそも税金、つまり所得税を計算する場合、
稼ぐ額に応じて税率が変わり、たくさん稼いでる人の方が税率が高くなる仕組みとなっています。
では、一体何に税率が掛かっているのでしょうか。

一般的に税金は儲け、利益に対して税率をかけて計算します。
何か商売をやられている場合は必ず、売上から経費を差し引いた残りが利益となり、その利益から税金を計算します。
ですから、同じようにサラリーマンの場合も、儲け、利益に対して税率をかけて計算します。

では、サラリーマンの儲けとは何か?
年収400万円の人の儲けとはどう計算するのでしょうか。

国税庁:給与所得控除

給与所得控除の計算

そこで登場してくるのが、「給与所得控除額」です。
この給与所得控除額がサラリーマン、つまり給与所得者の経費になります。
では、年収400万円の人の給与食控除額はいくらになるのか。

上の表より、
4,000,000円×20%+440,000円=1,240,000円
となります。

つまり、年収400万円の人の儲け(給与所得控除後の給与等の金額)は、
4,000,000円-1,240,000円=2,760,000円
となります。

実際の税金の計算は、
この金額から「所得控除」を差引いた金額に税率をかけて計算することになりますが、その計算は別の投稿で解説したいと思います。

今回の投稿では、最後に下の表の解説をして終わりたいと思います。

給与所得控除は850万円で頭打ち

AからEに進むにつれて、給与収入が増えていっており、
それに伴い、給与所得控除額も増えていっています。(下表2行目)
ただ、その控除額はDの195万円で頭打ちとなっており、
それ以降は増えておりません。

つまり、ある金額を超えるほど稼ぐと、それ以降は経費(給与所得控除額)は増えないので、利益は大きくなり、税金も増えていくことになります。

ここで言う、ある金額とは8,500,001円。
この金額以上稼ぐと、給与所得控除額は頭打ちとなりますので、
税負担は大きくなっていきます。

そうなると、少しでも税金を軽減するためにも「ふるさと納税」等の活用は必須になりますね。
ふるさと納税も10月から一部値上がりがあるようですから、
早めに始めたいところですね。

今回もありがとうございました。

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